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【アンガーマネジメント⑥】外ではいい人なのに、家族へのイライラが抑えられない!?怒り混合型さんが平和に暮らすには。

    
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【アンガーマネジメント⑥】外ではいい人なのに、家族へのイライラが抑えられ...

シリーズでお届けしている「アンガーマネジメント」。

こちらは第六弾。怒り混合型さんに向けたアンガーマネジメント法をお伝えします。

外ではいい人やってるのに、玄関開けた途端イライラがこみ上げてくるという内弁慶さん。

家の中では配偶者の尻に敷かれているのに、会社ではむっちゃ強気な外弁慶さん。

家、外、関わらず、特定の相手にだけイライラする、ピンポイント弁慶さん。

なぜあなたの怒りは特定の誰かに集中砲火するのでしょう?

怒り混合型さんとは?

怒り混合型の特徴をおさらいしておきましょう。

こんな特徴にあてはまる人たちのことです。

怒りのベクトルが特定の相手に対して向かう人。

特定の相手とは、

  • 自分より立場が弱い人(子ども・部下)
  • 怒っても離れていかなそうな人(パートナー・親)

が多いです。

他の人の前では低頭平身でいい人なのに、この人になら怒りを出しても大丈夫と思った相手に対してはトコトン強気になって怒りをぶつけてしまう。

ご本人は目の前の相手に本気で怒りを覚えているので自覚がないかもしれませんが、実はそれは八つ当たりで、知らず知らずのうちに大切な人を傷つけてしまっているかもしれません。

怒り混合型さんの幼少期

怒り混合型さんは、先天的な特性でいうと、怒り外向型さんに近いのかもしれません。

短気で、人に対してカッとなるようなところがあります。

ただ、外向型さんに比べると理性的で、誰かれかまわず怒りをぶちまけるというよりは、損得を考えて自分の感情をある程度コントロールできるようなスキルを持っています。

そして、幼少期の家庭環境で言えば、親に愛されるために試行錯誤せざるを得なかったという人が多いです。

たとえば、

  • 両親が仕事をしていて忙しく、一緒にいる時間が十分に取れなかった。
  • 幼いきょうだいがいて、なかなか自分に注目してもらえなかった。
  • 賞罰教育で、いい子にしていたときだけ優しくしてもらえた。

など、親から愛をもらうためにはうまく立ち振る舞う必要がある家庭環境で育った場合に、感情をコントロールする術を身に着けていきます。

思い返してみれば子どもの頃から、親の前ときょうだいの前で態度を変えていたり、先生の前と友だちの前で態度を変えていたりしませんでしたか?

また、ご両親(片方もしくは両方)が外と内での態度を変えるようなタイプだったという人にも多いです。

たとえば、親が世間体をすごく気にして、外では「いい人」を演じているような場合。

周りの人からは、「○○ちゃんちのお母さん、いつも明るくて優しくていいよね」なんて評判だけれど、家では大ちがい。いつもヒステリックに怒鳴り散らして、イライラしっぱなしのお母さんだったり。

会社では女性や部下にも理解があり頼りがいのある上司だけれど、家では男尊女子甚だしく、お母さんや子どもに対して横柄に振舞ってるお父さんだったり。

もちろん、外と家で態度がまったく一緒というのも無理な話だし、多少の温度差は誰にでもあるでしょうが、「他人からどう見られるか」を重視するあまりそれが子どもの前で日常的に行われていると、子どもは「弱者を選んで怒りをぶつけていいんだ」ということを学習してしまいます。

それから、ご両親(片方もしくは両方)が地位やステータスなどで、差別的な思考をするようなタイプだったという人にも多いです。

  • あのうちはお金がないから、
  • あの人はまともな仕事についてないから、
  • あの人は○○大を出てるから、
  • あの人はお医者さんだから、
  • あいつは部下だから、

という風に、相手を上に見たり下に見たりするような親の元で育つと、子どもも自然と周りの人を上下で見て損得勘定をするようになります。

そして「人によって態度を変える人」になっていきます。

いずれにしても、家庭内で要領よく立ち振るスキルが求められ、かつそれができるだけの能力のある子が、怒り混合型になっていきます。

怒り混合型とアダルトチルドレンタイプ

怒り混合型とアダルトチルドレンの関係を見てみましょう。

怒り混合型さんには、ヒーロー・ヒロインタイプケアテイカータイプの人が多いです。

スケープゴートタイプが怒り外向型になりやすく、クラウンタイプが怒り内向型になりやすく、その中間をとりやすいのが、ヒーロー・ヒロインタイプケアテイカータイプと思っていただけるとイメージしやすいと思います。

ロストワンタイプは最後に出てくる怒り抑圧型になりやすいです。)

アダルトチルドレンのタイプ別解説はこちら。
▶アダルトチルドレン5つのタイプ

怒り混合型さんの共通点は、自分より強い人や立場が上の人からの評価・評判を気すること。

親や先生の顔色をうかがいつつ、他のきょうだいや友だちに負けないようにと試行錯誤を重ね、相手の立場を見て態度を変えるしたたかさを身に着けてきたあなたの中には、「もっともっとお母さんに愛されたい」と純粋に願うインナーチャイルドがいるのです。

怒り混合型さんの悩みごと

露骨に怒りっぽい怒り外向型さんより、自分をとことん責めてしまう内向型さんより、世渡り上手で人生それなりにうまくいくのが怒り混合型さん。

社会でもそれなりに上手に立ち振る舞っているかもしれません。

だけど、肝心の自分と近しい人との関係がこじれがち。

たとえば、パートナーとの仲が険悪だったり、子どもとの関係に悩んでいたり・・・

子どもの寝顔を見ながら、「また叱っちゃった」と罪悪感にさいなまれている人も多いハズ。

怒り混合型さんのいちばんの問題点は、あなたの怒りが集中砲火することで、本来あなたの味方になってくれる大切な人を傷つけ続けてしまうこと。

はじめは根気良く付き合ってくれるかもしれないけれど、そのうち愛想をつかされたり、反旗を翻されるかもしれません。

特にお子さんに怒りが集中するタイプの人は要注意。

お子さんの自己肯定感を奪う、毒親さんになってしまう危険大。

これ以上、大切な人を傷つけてしまわないよう、早めに対処の仕方を身に着けておきましょう。

怒り混合型さんのアンガーマネジメント

怒り混合型さんは、特定の相手に対して向かう怒りが、「八つ当たり」であると自覚しなければ、アンガーマネジメントはできません。

自分の中に沸いている怒りのエネルギーが本当は誰に向かっていて、その一次感情はなんなのかを見極めていきましょう。

①怒りを鎮めるてっぱんツールを用意する

お決まりの誰かに対して怒りを覚えたら、まずは、てっぱんツールを使って怒りを鎮めましょう。

詳しくは、怒り外向型さんの解説をご参照ください。

▶怒り外向型向けアンガーマネジメント ①怒りを鎮めるてっぱんツールを用意する 

②八つ当たりであることに気づきストレス源を見つけよう

少し冷静になれたら、自分の怒りを見つめてみましょう。

「その怒りは、本当にこの人に向けてのものなの?」
「何か他にストレス抱えていない?」

そう自問自答してみましょう。

たとえば、

  • 母親からの一言に傷ついた。
  • 仕事がうまくいっていない。
  • 恋人との仲が険悪。
  • ママ友さんにマウント取られた。
  • 月経前でイライラしている。
  • ちゃんとできない自分自身にムカついてる。

他にストレスの原因が見つかりませんか?

③ストレス源に対処する

相手に向いた怒りのストレス源が、他の誰かや何かだと気づけたら、ストレス源への対処をしましょう。

体調がすぐれないのであれば、早めに休むとか、ゆっくりお風呂に入ってリラックスすればいいし、

誰か他の人に対してのストレスであれば、その人に向けて抱いている一次感情を見つめてみましょう。

▶怒り外向型向けアンガーマネジメント ②怒りの下の感情を見る

ストレス源に適切に対処ができれば、目の前の相手が自分のストレス解消のためのサンドバック役になっていることに気づけるでしょう。

怒り混合型さんは、理性で自分の感情をコントロールする力に長けている分、より、問題が複雑に入り組んでしまいがちです。

今沸いている怒りが、本当はいったい誰に対してのものなのかに気づき、そのうえで外向型さんと同じようにアンガーマネジメントをする必要があるため、ちょっと手順がややこしいですね。

いきなりできるようになろうとしなくてもいいので、まずは自分が「八つ当たりをしている」という自覚を持つところから始めてみてください。

ご希望の方は、インナーチャイルドケア入門講座で詳しくご説明し、具体的なやり方をお伝えしますので、ぜひお越しください!

怒り混合型さんへ

もしかしたらあなたは、人によって態度を変える自分のことをあまり好きになれずにいるかもしれません。

パートナーや子どもなど、大切な人にばかり怒りを向けてしまうご自分のことを責めているかもしれません。

誰にでも同じように謙虚に優しく振舞えたらいいのにって思いますよね。

だけど、あなたが混合型さんになってしまったのは、決してあなたの性格が悪いからではありません。

子どもの頃から一生懸命周りを見渡して、感情をコントロールする術を身に着けてきたからです。

それはひとえに大好きなお母さんに愛してもらうため。いわば生存戦略だったのです。

でももうおわかりのとおり、あなたが本当に大切にしなくてはいけないのは、あなたが怒りの矛先を向けている相手ですよね。

怒りを向けやすい相手こそ、あなたの笑顔を必要としてくれているし、あなたのしあわせを願ってくれているのではないでしょうか。

また、その人たちが笑顔でいてくれることが、あなたの平穏でしあわせな毎日に繋がっていくのではないでしょうか。

大切な人を八つ当たりで傷つけては罪悪感にさいなまれるなんて、本当にもったいないです。

人前でどううまく立ち振る舞うかよりも、自分の人生に大事なものはなんなのかにフォーカスしてみてくださいね。

そして、怒りのメカニズムの解説記事にも書きましたが、怒りはコントロール可能です。

▶【アンガーマネジメント①】怒りの正体 ~なぜわたしたちは怒るのか~

「怒ってしまう」のではなくて、「怒りたくて怒っているのだ」ということを自覚しましょう。

ストレス源を突き止めて、そこで沸いている一次感情にしっかりと目を向けてください。

あなたの怒りは、他のタイプの人よりも込み入っていて、ストレス源を見つけることが難しいときもあるかもしれません。

実は自分のことを責めているのに、そのことに気づけず、誰かに当たり散らしていることもあるかもしれません。

うまく原因が突き止められないときにも、焦らずインナーチャイルドの声に耳を傾ければ、少なくとも「この人に向けた怒りじゃない」ということに気づけるはずです。

丁寧にインナーチャイルドと対話を重ねると、本当の気持ちに気づけるようになっていきます。

あなたがあなたの大切な人と、しあわせに生きていけるよう、ぜひ一緒にインナーチャイルドケアしましょう。

▶インナーチャイルドケア入門講座

怒り混合型以外の方へ

ストレートに怒りを表現する外向型さんや、自分を責めてばかりの内向型さんにとって、混合型さんの立ち居振る舞いは、ずる賢くしたたかに思えるかもしれません。

怒り外向型さんから見た混合型さんは、八方美人の二枚舌。

同じことで怒っていても、自分のようなストレートな表現はしないので、嫌われにくく、なんか自分ばかりが損させられているみたいに感じるのではないでしょうか。

そして、混合型さんに最もロックオンされやすいのは、怒り内向型さん。

「他の人にはあんなにやさしく話しかけているのに、なんでわたしにだけ圧があるんだろう」そう感じたことは一度や二度じゃないはずです。

でも、この記事を読んでおわかりいただけたとおり、混合型さんのやり方は生存戦略として身に着けてきたものであり、彼らもまた、みなさんと同じように親に愛されるためにがんばってきました。

要領よく立ち振る舞わなければ、愛情をもらいそびれてしまうと必死だったのです。

そして、今もそのクセが抜けていないから、相手によって態度を変えてしまうのです。

もし、あなたの周りに相手によって態度を変える、怒り混合型さんがいたら、お母さんにどうにかこうにか愛されようと試行錯誤しているインナーチャイルドをイメージしてみてください。

なんだかちょっと可愛らしく見えてくるかもしれません。

それでももし、怒り混合型さんの言動が許しがたかったり、圧を感じて怖いと感じるときには、あなたのインナーチャイルドも傷ついている可能性大。

よかったら一緒にインナーチャイルドケアしましょう!

▶インナーチャイルドケア入門講座

怒りシリーズバックナンバー

【アンガーマネジメント①】怒りの正体 ~なぜわたしたちは怒るのか~

【アンガーマネジメント②】あなたはどのタイプ?「怒り」タイプをチェックしよう!

【アンガーマネジメント③】集計結果発表!みんなの怒りタイプを見てみよう!

【アンガーマネジメント④】究極のアンガーマネジメントはこれだ!怒り外向型さんに捧ぐ、本気の怒りの取り扱い方。

【アンガーマネジメント⑤】自分責めがやめられない!セルフ幼児虐待をしている怒り内向型さんが自分に優しくなるたった一つの方法。

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