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スケープゴートタイプのトリセツ(アダルトチルドレン)

    
スケープゴートタイプ
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スケープゴートタイプのトリセツ(アダルトチルドレン)

生きづらさを抱えるアダルトチルドレンは、大きく分けて5つのタイプに分類されます。
こちらはその中の「スケープゴートタイプ」に関する解説です。

アダルトチルドレンに関する解説はこちら

▶アダルトチルドレンとは?

タイプ別トリセツへのリンク
ケアテイカータイプ
 亜種:イネイブラー・プラケーター
ヒーロー・ヒロインタイプ
クラウンタイプ
スケープゴートタイプ(この記事です。)
ロストワンタイプ

スケープゴートタイプとは?

通称「おこりんぼうこじらせさん」。

スケープゴートは日本語で、悪役・生贄という意味です。
Scapegoatと書きます。1単語です。

元々は聖書の言葉で「贖罪(しょくざい)のヤギ」という意味からきています。

古代ユダヤでは、贖罪日に人々の罪をヤギに背負わせて荒野に放つという習慣があり、無実の罪を着せられた犠牲者とのことを比喩的にスケープゴートと言っています。

アダルトチルドレンの中で、まるでこのヤギのように、何の罪もないのに悪役を背負う人のことをスケープゴートタイプと言います。

スケープゴートタイプの人は、一見穏やかでいい人そうに見えても、実は短気で怒りっぽい。

理不尽な扱いを受けたりするとたちまち怒りが沸きあがり、どうにかして相手をギャフンと言わせようとするようなところがあります。

親族からは、「永遠の反抗期」なんて揶揄されることもw

このタイプの人は、人間関係でめちゃくちゃ苦労します。
怒りっぽかったり、不愛想だったり、きつい物言いをして付き合いづらい印象を与えたり。

自分では気づいていないかもしれませんが、周りの人からは、「あの人を怒らせると厄介」「あの人と関わると面倒」などと腫物扱いされていることも多いです。
知らないうちに距離を置かれてしまうことも多く、大勢の中にいてもどこか疎外感を感じていたりします。

そんな孤独な人がスケープゴートタイプです。

でも、、、

  • 毎日こんなにイライラせず「もっと穏やかに暮らせたら」と思ってはいませんか?
  • もっと人と心通う交流ができたらと願ってはいませんか?
  • 自分の弱さを誰かにわかって受け止めてほしいと感じてはいませんか?

積み重なるイライラは、人間関係だけでなく、あなたの心も体も壊していきます。

スケープゴートタイプの特徴

スケープゴートタイプの特徴や言動パターンはこんな感じです。
※もちろんすべてにあてはまるわけではありません。

  • 怒りっぽい
  • 気が強い
  • がんこ
  • 世の中を斜めに見ている
  • 他人を信頼できない
  • 本音をさらけ出せない
  • 不満が多い
  • 不機嫌が態度に出やすい
  • 被害者意識が強い
  • 自分の非を認めない
  • 素直に謝らない
  • 言われたら言い返す
  • 言われたとおりにやろうとしない
  • 我流にアレンジしたがる
  • 言い訳が多い
  • 他責グセがある
  • 一匹狼になりがち
  • 仕事が続かない
  • 小さな嘘をつくことがある
  • 見捨てられ不安が大きい
  • 実は優しい

あなたにも当てはまるところがありますか?

「めっちゃ嫌だけどあてはまるわー」って思っていただけたら、第一関門突破です。
「あんたにそんなこと言われる筋合いない!」って腹が立ったら、スケープゴートの証です。笑

スケープゴートタイプの生きづらさの理由

スケープゴートタイプの生きづらさの理由をひとことで言うなら、「他者不信」

世の中を斜めに見ているようなところがあり、周りの人への警戒心が強く、他者を信頼する、他者に心を開くといったことが苦手です。

せっかくアドバイスをもらっても、そのまま素直に聞いてやってみることはせず、あれこれ反論してみたり、我流にアレンジしようとしてみたり。
シンプルなこともわざわざややこしくしてしまいます。

はじめは好意的に接してくれていた人たちからも、「面倒くさい人」「あの人には何を言ってもムダ」「親切が仇になる」などと思われて次第に距離を取られてしまいます。

それを見たスケープゴートさんは、「やっぱり敵だった」とか「安易に信用しなくて良かった」とか相手を悪く思うばかりで、自分が敵を創り出してしまっていることにはなかなか気づけないのです。

そうして孤立を深めていき、「どうせわたしは嫌われる」「わたしなんていない方がいいんだ」という思考のクセを強化していってしまいます。

でも、そんなスケープゴートタイプの人が、これまでの他者不信を手放して、周りの人を信頼し心を開けるようになるのは本当に難しいこと。

なぜならスケープゴートタイプは意識の深いところで「わたしはどうせ愛してもらえない」と信じ切っていたりするので、人に心を開くことに強い恐怖を覚えるからです。

だけど、このまま他者不信を続けていても、あなたが本当の意味でしあわせに生きることはできません。

スケープゴートでい続けることの恐ろしさ

スケープゴートさんが他者不信をやめずに、自分や周りの人に厳しくし続けることのリスクはおおきく分けてふたつあります。

ひとつは、心身の不調。

スケープゴートさんは、いつでも戦闘態勢。
導火線数ミリですぐに着火してしまいます。

ご参考までに、住友ファーマさんのサイトにこのような記述があります。

怒りを感じると自律神経が乱れて、心拍数や血圧が上昇。血流の悪化を招いてしまうのです。その結果、細胞は栄養不足になり、老廃物や疲労物質は排出されにくくなることも。怒りは吐きだした方がいいとも言われますが、自律神経が長時間乱れる原因になるので注意が必要です。また、怒ると発生するのが、体を酸化させる活性酸素。毎日イライラしていると、どんどん体が錆びてしまうかもしれませんよ。

住友ファーマ  健康常備学  Vol.89 怒ると、体に異変が起こる?

鉄がさびるともろく崩れやすくなるように、人の身体も錆により、生活習慣病や動脈硬化、がんになる恐れが高くなると言われています。

怒りは百害あって一利なし。

早めに手放せる術を身につけないと、そのうち取り返しのつかないことになってしまいます。

ふたつめは、強い孤独感に苛まれるようになること。

前述のとおり、人の言葉を素直に受け取れないスケープゴートさん。

少しの助言でも「攻撃」と捉えて反撃してしまったり、優しくされても「何か裏があるんじゃないか」と勘ぐってしまったり、ピンチのときも人に弱みを見せれず強がってしまったりとこじらせ全開。

また、他責思考が強く、自分の問題を顧みずに他者を攻撃しようとするようなところがあります。
自分の非を認めるのも苦手で、自分が悪いのにもっともらしい口調で言い訳をしたり、人のせいにしたりしてしまいます。

と、これだけ書けばお分かりのとおり、スケープゴートさんはめっちゃ嫌われやすいです。

よって必然的に孤立します。

自分では上手にごまかせたり、ウソを付けたりしているように思っていても、周りの人はお見通し。
それでも若い頃は、おもしろがって大目に見てくれる年長者もいますが、年齢を重ねるごとに、周りに味方がいなくなり、どんどん孤独を深めていきます。

「人と付き合うのなんてめんどくさい。別にひとりでいいし。」

・・・それ、本当のホントですか?

このように、スケープゴートタイプの人は、「周りの人が自分を攻撃してくる」という被害者意識で世界を見ているため、怒りに翻弄され孤独に追いやられていってしまうのです。

苦しい他者不信や毎日のイライラを手放し、周りの人を信頼して友好的な関係を築けるようになるためには、インナーチャイルドケアで幼少期に負った心の傷を癒すことが大切です。

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幼少期を振り返ろう

「インナーチャイルドケアで幼少期に負った心の傷を癒すことが大切」と言われても、まだピンとこないかもしれません。

きっと多くの人が今の生きづらさと幼少期の問題がリンクしていないのではないでしょうか。

そこではここから、スケープゴートタイプのあなたの幼少期を振り返ってみましょう。

●あなたは子どもの頃、どんなお子さんでしたか?
●周りの人からはどんな風に評価されていましたか?
●あなたのごきょうだいとのちがいはどんなところでしょうか?

スケープゴートタイプにあてはまる人の幼少期は、概してこんな風であることが多いです。

  • ひねくれもの
  • あまのじゃく
  • トラブルメーカー
  • 病気がち

お心当たりはありませんか?

家の中にトラブルを運んでくるのがスケープゴート。
いたずら、反抗、病気やケガ、学校からの呼び出し、ご近所トラブルなどなど。

きょうだいの中、家族の中でいちばんの問題児役を演じるのがこのタイプの子です。

問題児と言っても、「盗んだバイクで走りだす」という正統派ワルばかりではなく、不登校になったり、勉強をやらなかったり、ウソをついたり、黙って家出したり、と手のかかる子・めんどくさい子という屈折タイプの子がほとんどです。

また、体調を崩して通院や入院を繰り返したりすることで、意図せず親の手を煩わせてしまう子もいます。

なぜわざわざ悪役を演じる必要があるかというと、「この子さえいなければ」と親に思いこませることが、真の目的です。

他のタイプの方はにわかに信じがたいでしょうし、ご本人もなんで悪役を演じていたのかピンときていなかったりするのですが、実は心の深いところで、自分が悪事を働くことで、家族が真の問題から目を背けるように仕向けています。

真の問題とは、親のメンタル不調、夫婦関係や嫁姑問題、DV・ネグレクトなど、子どもが起こす問題なんかよりよほど重大なことです。

このような大きな問題にお父さんとお母さんが真剣に向き合ってしまえば、家庭崩壊をしかねないと心配して、自分が悪役を買って出ることを選ぶのです。

子どもは、両親の不穏な空気などを察知する能力が高く、わざと自分が悪目立ちすることで、その問題から意識を逸らすようにすることがあります。

あたかも「この子さえいなければ家庭内は平和である」ような錯覚を起こさせます。

自分が問題を起こせば、夫婦げんかが一時的にストップしてお父さんとお母さんが話し合ったり協力したりする。

それを見て安心するというのが、このスケープゴートタイプの無意識のやり方です。

スケープゴートさんが「あえて」悪役を買って出ているというのは、本気で腹を割って誠心誠意付き合ってみるとよくわかります。
どの方も、実はめちゃくちゃピュアで優しい心の持ち主ばかりです。
(先天的)サイコパスでもない限り、根っからの悪人など本当はいないんですよね。

スケープゴートタイプの家庭環境

スケープゴートタイプの人の家庭は、他タイプの家庭と比べて、目に付きやすい問題を抱えていることが多いです。

前述のとおり、親のメンタル不調、夫婦関係や嫁姑問題、DV・ネグレクトなど、子どもがわざわざ悪役を買ってまで触れさせたくないようなわりと大きな問題です。

中には、お母さんに暴力を振るうお父さんを見て、「自分が悪いことをすれば怒りの矛先が自分に向かうから、その間お母さんが救われる」
そんな風にお母さんをかばおうと悪役になる子までいます。

また、繊細なお子さんの場合、たとえ家庭内に取り立てて大きな問題がなくても、大好きなお母さんの苛立った表情やため息、愚痴などを継続的に見聞きして、自分がサンドバッグになろうと悪役を買って出ることもあります。

実は、家族の中でいちばんやさしい子がスケープゴートタイプになるとも言われていて、「悪役の裏でお母さんへの深い愛を持ったひといちばい優しい子。」
それが、スケープゴートの真の姿だったりするのです。

この役割を担うのは、下の子、その中でも中間子に多いです。(←はい、わたし!ww)

ただし、生まれてすぐからこのタイプを選ぶのではなく、いくつかのトライを経て、最終手段として選ぶことの方が多いと思います。
はじめっから悪役になりたい子なんていないですからね。

たとえばわたしの場合だと、ざっくりこんな感じです。

①ヒーロー・ヒロインタイプを目指して、勉強スポーツめちゃくちゃがんばる。
②年上の兄には逆立ちしても敵わないと悟る。
③クラウンタイプを演じて、かわいい子でいようとする。
④妹が生まれてクラウンタイプの座はあっさり奪われる。
⑤しかたなくスケープゴートになる。

もちろん、こんな風に計画的にスケープゴートになったわけではなく、自分では無意識です。
気づけば、幼稚園に行けない子、一番手のかかる面倒くさい子、になっていました。
家族の中で一番のお荷物だと、ずっと感じていましたねー

こんな風にして、紆余曲折を経てスケープゴートさんは生まれます。
周りの人から見ると、言いたいこと言ってるわがままな子って思われがちですが、ひねくれてしまうには、ちゃんと理由があるのです。

スケープゴートタイプのインナーチャイルドの声

スケープゴートタイプは、「どうせわたしなんか」「どうせ愛されてないんでしょ」とすねた幼少期を過ごしてきた方が多く、素直になることが苦手です。

あなたが素直になれないのは、本当に性格が悪いのではなくて、自分の本音を誰にもわかってもらえず、すねてこじらせてしまったから。

自分でも気づいていないかもしれないけれど、あなたはピュアなハートの持ち主で、ひといちばい優しくていいヤツだったりします。

そんなスケープゴートタイプのインナーチャイルドの本音は、きっとこんな感じです。

  • 素直になりたいけど怖いんだよ
  • 本当はさみしいんだ
  • 本当の気持ちをわかってほしい
  • めんどくさそうな顔しないで

子どもの頃から素直になれなくて、ひねくれものを演じてきたけれど、お母さんにだけは本当の自分の姿をわかってほしいと思っていたのです。

「お荷物」や「トラブルメーカー」ではなく、ただお母さんに愛されたいだけのひとりの子どもだったのです。

めんどくさくて手のかかる子だけど、それでも無条件で愛して欲しいと思っていたハズ。

そんな思いを「無かったこと」にして抑圧しておとなになってしまったから、おとなになっても素直になることが苦手で、ついひねくれた態度をとったり、強がってしまうのです。

おとなになってもひねくれもの然としていることをやめられないあなたのインナーチャイルドはきっと、「どんなときも味方でいてくれること」をあなたに望んでいます。

それを存分に叶えてあげればきっと、ひねくれもの役の重たい看板を下ろして、素直に心を開けるようになるのです。

だから、他者不信で周りの人とうまくやれない今のあなたには、インナーチャイルドケアで幼少期に負った心の傷を癒すことが、何より大切だというわけです。

幼少期の問題と今の生きづらさが少しでもリンクしたら、インナーチャイルドと向き合ってみましょう!

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今あなたが抱えている問題をヒアリングし、最適なケア方法をアドバイスする個別適応性の高いレッスン内容となっていますので、自分ひとりで向き合うことに限界を感じているあなたにも、きっと満足していただけることと思います。

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