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【AC解説】ロストワンタイプと子育て(アダルトチルドレン)

    
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【AC解説】ロストワンタイプと子育て(アダルトチルドレン)

アダルトチルドレンは、日常生活のさまざまなシーンで問題を抱え込みます。
この記事では、「ロストワンタイプ」が抱える子育ての悩みについて解説します。

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ロストワンタイプ

ロストワンタイプの子育て傾向

ロストワンタイプの人の特徴的なところは、子育てに悩む以前に「そもそも子どもを欲しいと思わない」という人の割合が高いことです。

未婚の方や、結婚していてもまだお子さんがいらっしゃらない方からよく聞くのは、「いい歳なんでそろそろとは思うんですけど、でも自分が本当に子どもが欲しいのかよくわからなくて、、」というお話です。

適齢期になったら、周りの人はみんな結婚していくし、子どもがいる人も増えてくる。
だからなんとなく自分もその波に乗らなきゃという焦りはあるけれど、果たしてそれが自分の心からの望みなのかわからないし、子どもはモノじゃないから、あとから「やっぱりいりません」とはできないし。
そんな感じで悩みながら、年齢を重ねている人が多い印象です。

さらに、ロストワンさんは省エネ思考で、「できることなら面倒は背負い込みたくない」と考えていたりするので、子どもを産んだことにより増えるであろう親類との付き合いや、ママ友との付き合い、学校行事などを想像して憂鬱になり、二の足を踏んでしまう人もいるようです。

ロストワンタイプの子育ての悩み

いざ子育てが始まると、形式的なお世話はできるものの、子どもにどう愛情を注いだらいいかわからないと悩む人が多いです。

子どもの求めに応じて遊んでみても、一緒に楽しめずすぐに飽きてしまうし、かといって子育てひろばのようなところや公園などに連れて行って、他の人と関わるのも面倒だし、と日中の時間を持て余し気味だったりします。

我が子が可愛くないわけじゃないけれど、他のお母さんたちのようにニコニコ触れ合ったり、楽しそうに過ごしたりできないことで、「やっぱり自分は母親には向いていないんじゃないか」と悩んだりします。

早々に職場復帰を決めて、「育児より仕事の方が楽」と言っている人も多いです。

また、ロストワンさんは幼少期にできるだけ感情を露わにしないように生きてきたので、子どもの無遠慮な感情表現に圧倒され、ときに嫌悪感を抱くこともあります。

泣き止まない子どもについカッとなってしまったり、イヤイヤ期の子どもの癇癪に付き合いきれず、逃げ出してしまいたくなったり。

ロストワンさんは、できるだけ親の負担になるまいと、自分を律してがまんしていたようなところがありますので、子どもが思いきり甘えてきたり感情のままに騒いだりしているのを見ると、無性に怒りが沸いてきてしまいます。

そして、子どもの感情に共感してあげられないことを繰り返すと、だんだんと子どもも感情をお母さんに見せなくなってしまい、ロストワンさんと同じように感情抑圧を習慣化させてしまいます。

ロストワンタイプが子育てで悩まないためには

ロストワンさんがさんが子育てをするときに気を付けたいのは、「子どもは自分の思うままに感情を自由に表現して良い」ということを心に留めておくことです。

臨床心理学者の大河原美以先生のご著書「ちゃんと泣ける子に育てよう」にこんな一説があります。

子どもは幼児の時代には、自己中心的で、親の迷惑などみじんも考えず、自分の身体の中から出てくるエネルギーのままに感情を表出することが「健康」だということ。それは脳の発達プロセスから言っても、きわめて自然なことです。

「ちゃんと泣ける子に育てよう」 親には子どもの感情を育てる義務がある

子どもは、感情を思いきり自由に表現することこそが健康で、それをお母さんであるあなたに存分に受け入れてもらうことで、人は信頼できるという「他者への信頼感」と自分は愛される価値のある人間だという「自分への信頼感」(=基本的信頼感)を育むことができます。

それを周りのおとなの都合で阻み、感情の抑圧を強いることは、子どもの健康な心の発育を阻害することになってしまうのです。

でも、自分はがまんの連続だったロストワンさんが、「子どもの感情表現を許さなければ」と無理して子どもの甘えを受け入れようとしてもうまくいきません。

子どもの感情をそのまま受け止められる親になるためには、まず先に、ロストワンさん自身が抱える「感情を感じてはいけない」という強固な固定観念を外していく必要があります。

自分の感情につぶさに気づき、それをそのまま受け入れてあげられるようになってこそ、自分のお子さんの感情にも共感できるようになるのです。

「子どもには、感情豊かに幸せに生きてほしい」と願っている、ロストワンさん。

まずは自分のインナーチャイルドを癒して感情を感じることへの許可を出し、お子さんが見せてくれるひとつひとつの感情に寄り添えるお母さんになってみませんか?

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