「いたかったね。」 #33 インナーチャイルドケアminiレッスン
Lesson #33
今週の声掛けは、「いたかったね。」です。
ケアの仕方
身体のどこか(たとえば胸のあたり)に手を当てて目を閉じ、自分の内側に意識を向け、あなたの中にいるインナーチャイルドにこの言葉をかけてあげましょう。
※声に出しても心で思うだけでもかまいません。
※声掛けに抵抗がある方は、身体に手を当てるだけでもOKです。
解説
子どもが転んだとき「痛くない!」「大丈夫!」と励ましてしまう親御さんは多いです。
でも、「痛い」と感じるのは子どもの純粋な感覚であり、どんなに小さな擦り傷であろうと、その子が痛いと感じたのなら、それは痛いのです。
おとなも同じです。痛いこと、嫌なこと、悲しいことがあったとき、それを周りの人が何と言おうとあなたが痛いと感じたのなら、がまんせず「痛い」と思っていいのです。
痛がるインナーチャイルドに優しく寄り添い、「痛かったね」と労わってあげてください。
ご注意
強度のトラウマをお持ちの方はフラッシュバックが生じる可能性がありますので、決して無理をしないでください。