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【AC解説】ヒーロー・ヒロインタイプと子育て(アダルトチルドレン)

    
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【AC解説】ヒーロー・ヒロインタイプと子育て(アダルトチルドレン)

アダルトチルドレンは、日常生活のさまざまなシーンで問題を抱え込みます。
この記事では、「ヒーロー・ヒロインタイプ」が抱える子育ての悩みについて解説します。

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ヒーロー・ヒロインタイプ

ヒーロー・ヒロインタイプの子育て傾向

ヒーロー・ヒロインタイプの人は、自分のキャリアをしっかり積んでから計画的に結婚→出産という過程を踏む人が多く、比較的出産年齢が高くなる傾向があります。
その分、貯えもしっかりあるので、教育にきちんとお金をかける人が多いです。

「今の自分があるのは、親がちゃんと教育を施してくれたから」という感謝があり、子どもに対しても自分と同じように、いや、それ以上に、幼いうちから習い事や塾などに通わせたり、インターナショナルスクールに通学させるなど、英才教育を施す傾向がみられます。

(親を反面教師として、「自分がこんなに苦労するのはちゃんと教育を施してもらえなかったから」と子どもに英才教育を施そうとする人もいます。)

また、世間体を重んじ、マナーやしつけにも厳しく、「靴は揃えて脱ぎなさい」「お友だちの家に行ったらきちんとごあいさつするのよ」などと細かく言い聞かせたり、ゲーム時間やスマホ時間の制限が厳しいのもこのタイプによく見られます。

子どもの交友関係にも厳しく目を光らせ、スマホをこっそり見たり、遊び相手の友だちの家庭環境や成績なども密かにチェックしているようなところがあります。

ちいさいころからあいさつができ、勉強もしっかりやるので、近所や学校からの評判も良く、「きちんとした親御さんとしっかりした子ども」という印象を周りに与えることが多いです。

ヒーロー・ヒロインタイプの子育ての悩み

完璧主義のヒーロー・ヒロインタイプの人は、子育てにも完璧を求めます。

周りの人からどう見られるのかを気にして、子どもに厳しくし過ぎてしまうところがあり、リラックスできず緊張感が漂う家庭環境だったりします。

言うことを聞かない、やることをやらないなどという理由でヒステリックに叱ってしまうことが多いのもヒーロー・ヒロインタイプの親の特徴です。

子どもからすると、常にがんばらねばならず、誰かと比較されたりもするため、のびのびできず息苦しいと感じているかもしれません。

また、褒めるときも「○○ができたら××してあげる」「○○する子はえらい」などのように、条件付きの褒めになりがちで、子どもがありのままの自分を愛してもらえているという自己肯定感が育みにくい環境でもあります。

親の期待に応えようとがんばる一方で、知らず知らずのうちにストレスを抱えてこんでしまうことが多いのがヒーロー・ヒロインタイプの親御さんのお子さんです。

溜め込んだストレスは、成長過程で問題行動(不登校や家庭内DV・非行・自傷行為など)として表面化することもありますが、親が怖すぎて問題行動を起こすこともできずに我慢し続け、おとなになってから心身の不調を発症したりすることも少なくありません。

ヒーロー・ヒロインタイプの人は、子どもに「良かれと思って」厳しくしていることがほとんどであるため、問題が表面化するまで自分の子育てに疑問を抱きづらいというのが最大の問題点です。

子どもに問題行動が表れてはじめて、「自分の子育ては間違っていたかもしれない」と気づきますが、(それでも自分の問題だとは認めたくない人もいますが、)そこからリカバリーするのは本当に大変なことです。

ましてやそれがおとなになってからだと、いくら後悔しても何もしてあげられないということになってしまいます。

ヒーロー・ヒロインタイプが子育てで悩まないためには

ヒーロー・ヒロインタイプさんが子育てをするときに気を付けたいのは、「子どもと自分をニコイチにしないこと」です。

「今の自分があるのは、親がちゃんと教育を施してくれたから」というお気持ち、わからなくもないですが、その教育がお子さんに合っているとは限りません。

言ってしまえば、そもそもあなたにも合っていなかったのかもしれません。
だってこうしてあなたは今、自分の完璧主義のせいで子育てに限らずいろんなお悩みを抱えているのですから、同じように育てて、同じ苦しみを連鎖させる意味があるのでしょうか。

そして、お子さんの評判=あなたの価値ではありません。

お子さんが優秀じゃなくても、あなたの価値が下がるわけではないし、
逆にお子さんが優秀でも、あなたの価値があがるわけでもないのです。

お子さんはお子さん、あなたはあなた。境界線をしっかり引きましょう。

世間の目(特に自分の親の目)を気にするのではなく、あなたのお子さんの目を見てあげてください。
お子さんに笑顔はあるか、子どもらしく伸び伸びリラックスできているかを、見つめてあげてください。

そのためには、ヒーロー・ヒロインさんが抱える「人より優れていることが自分(=子ども)の存在価値」という強固な固定観念を外していく必要があります。

人生は勝ち負けではありません。自分で自分のことを好きでいられること、周りの人を信頼し手を繋げること。
そのことがきっとお子さんをしあわせな未来に導いてくれます。

だから、まずはお母さんお父さんが自分で自分を好きになって、勝ち負けにとらわれず、毎日を楽しんでほしいです。

子どもにも自分にも完璧を求めて苦しくなってしまうヒーロー・ヒロインさん。

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