大事にされて育ったのに、人間関係でつまずいてしまう
ICCM Newsletter – by Yoko Mori
Letters on Inner Child Care Method®
この記事について
※この記事はメールマガジン「インナーチャイルドケア通信」で配信した内容を掲載したものです。
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お客さま層の変化
わたしがこの仕事をはじめてから、
早いものでそろそろ10年くらい経ちます。
その中で、お客さま層も明らかに変化してきました。
はじめの頃は、
「否定されたり、比べられたりして育った人たち」が圧倒的に多かったです。
- 何をやっても叱られてばかり。
- 他の子と比較されて否定される。
- できたことには無関心で、できないことばかり指摘される。
みたいな。
暴力や暴言まではないものの、まあまあ毒気のある親御さんの元で育ったよと言う人たち。
だいたい7割くらいの感じだったでしょうか。
で、今。
「褒められたり、かわいがられたりして育った人たち」が本当に増えました。
体感覚だと、叱られて育った人たちと形勢逆転の7割くらいでしょうか。
- 「勉強しろ」とか言われたことないです。
- 「お姉ちゃんだから」とか圧をかけられたことはないです。
- お母さんとは友だちみたいな関係です。
こういう話を毎日のようにうかがいます。
およそ毒親とはほど遠い。
ご本人も親を恨むどころかむしろ、
「大事にしてもらった」「かわいがってもらった」なんておっしゃったりする。
なのに、人間関係でつまずいて生きづらいから、
はじめは自分がアダルトチルドレン(AC)だってことに半信半疑で、わたしのところにやってくる。
時代は変わったなあと思います。
時代は変わっても根っこは同じ
でも、そんな彼女たちも、わたしとのセッションを重ね、インナーチャイルドの癒しをはじめるうちに、
今抱えている人間関係のお悩みの根っこに、無害だったはずの幼少期の親との関係が潜んでいることに気づき始めます。
- わたし期待に応えようと必死だったんですね。
- 直接言葉で言われなくても、プレッシャーを感じていたんでしょうね。
- わかってたけど、わざと無邪気なふりをしていたのかもしれませんね。
という具合です。
はじめは、親との関係が今の生きづらさに影響してるだなんて、これっぽっちも思っていなくても、
だんだんそれが疑いようのないことなんだと沁みてくるようになります。
時代は変わっても、その人の根っこを形成するのが幼少期であることに変わりはないんですよね。
ほんとうのことに目を向ける勇気を
誤解しないでください。
わたしは別に、みなさんと親御さんの仲を引き裂きたいわけじゃないんです。
親子ですから、できれば仲良くしていてほしい。
ましてや、アダルトチルドレン(AC)の自覚がない人であれば、
暴力も暴言も振るわれずに育ててもらっているのでしょうから、
「親を悪く思うなんてとんでもない」というお気持ちもよーくわかります。
じゃあなんで、こんな話をするかといえば、理由はただひとつ。
自覚のない傷を抱えたままでいると、
あなたがこの先、親よりも長く関わっていくであろう人間関係が、うまく行かなくなるからです。
- 圧の強い人の前で緊張する
- 会社の後輩が苦手
- 夫にわかってもらえなくてつらい
- 子どもにイライラしてしまう
- 人の目が気になって自分らしくいられない
こういう悩みの根っこの原因に気づかないと、
いつまで経ってもあなたが楽に生きられるようにならないからです。
わざわざ親を恨む必要なんてなくて、
でもちょっとだけ勇気を出して、ほんとうのことに目を向けてみる。
その挑戦がきっとあなたを変えてくれるはずです。
今日のまとめ
・褒められたり、かわいがられたりして育ったのに生きづらい人が増えている。
・時代は変わっても、根っこは同じ。幼少期の親との関係が、おとなになってからの人間関係の問題につながっている。
・これからの人生を楽しむために、本当のことに目を向ける勇気を。