お母さんに優しくしたいのに、なぜだかできない。
ICCM Newsletter – by Yoko Mori
Letters on Inner Child Care Method®
この記事について
※この記事はメールマガジン「インナーチャイルドケア通信」で配信した内容を掲載したものです。
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お母さんに優しくしたいのに、できない
先日のメルマガ、
を読んだお客さまからこんなご相談をいただきました。
※掲載許可をいただいております。
まさに、私のことかと思うくらいドンピシャなお話でした。
私もずっと母の愚痴を聞き、母親代わりのようなことをしてきてしまいました。
でも、それが苦しくなってきて、
私の場合、今は母に優しくできなくなってしまいました。
母が私に求めている言葉、
「本当はこう言ってほしいんだろうな」はわかるのですが、
それをどうしても言ってあげたくないと思ってしまいます。
母はもう高齢だし、優しくしてあげた方がいいのはわかっているのに、なぜかできません。
自分の中に、すごく意地悪な魔物が住んでいるみたいです。
どうしたら、母に優しくなれるでしょうか。
「すごく意地悪な魔物」
・・・なるほど。
「優しくしたい」って思っているのに、
意地悪な気持ちがどこからともなく湧いてきて、自分を支配してしまう。
そういう心の葛藤、とてもよくわかります。
お母さまがご年齢を重ねていらっしゃるからこそ、
早くそんな自分をどうにかしなきゃと、
余計に焦りますよね。
だけど、まずお伝えしたいのは、
その「魔物」らしきものは、「魔物」なんかじゃなくて、
あなたの「インナーチャイルド」だということです。
子どもの頃に、お母さんに対して、
「わたしだってわかってほしいんだよ!」
という思いがあったはずなのに、
それをぐっとこらえて、心の中に閉じ込めてフタをしてしまった。
そして、お母さんのお母さんとしてずっとがんばってきた。
だけども、その押さえ込んだ思いは勝手になくなってはくれなくて、
今もあなたの中に残っている。
何十年もの間、なにかあるたびに、気持ちを閉じ込めてきたから、
もうフタが壊れてしまいそうなくらい、
パンパンに膨れ上がっている。
そういう状態のインナーチャイルドが、
今あなたの中にいて、いっぱいいっぱいになっているということです。
それなのに、
あなたはその存在を「魔物」だと思っているから、
さらに無理やり押さえつけて、がまんさせようとしている。
それでは、苦しくなってあたりまえです。
まずは、インナーチャイルドから
このまま無理して、お母さんに優しくしようとし続けたら、
どこかでバン!っとはじけてしまうかもしれないし、
そうなったら、
今よりもずっと大きな怒りを、お母さんにぶつけて後悔することになるかもしれない。
そうならないためにも、
どうかその気持ちを「魔物」だなんて呼ばずに、
ちゃんと見てあげてほしいです。
ご自分の内側に意識を向けて、
インナーチャイルドの声を聴いてあげてください。
「今までずっとがまんしてきたんだよね。
本当はお母さんに受け止めてほしい気持ちがたくさんあったはずなのに、
それを飲み込んできたんだよね。
本当はわかってほしかったんだよね。ずっと苦しかったよね。」
そういうふうに、自分の隠してきた本音に気づいて、
寄り添ってあげていただけたらと思います。
お母さんに優しくしたいと焦る気持ちがあるのであればこそ、
まずは自分の癒しから。
自分の中のインナーチャイルドを置き去りにしたまま、
お母さんに優しくしようとしても、苦しくなるばかりです。
お母さんに優しくなれない自分を責めるのではなく、
そんな自分に思いやりを持つことから、はじめてみてくださいね。
今日のまとめ
・お母さんに優しくできない気持ちは「魔物」ではなく、あなたのインナーチャイルドの声。
・子どもの頃に押さえ込んだ思いが、今もあなたの中に残っているから苦しいまま。
・お母さんに優しくしたい気持ちがあればこそ、まずは自分のインナーチャイルドの癒しから。