笑われるのが苦手なのは、笑われてきたからかもしれない
ICCM Newsletter – by Yoko Mori
Letters on Inner Child Care Method®
この記事について
※この記事はメールマガジン「インナーチャイルドケア通信」で配信した内容を掲載したものです。
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笑われるのが苦手なのは、笑われてきたからかもしれない
「笑われる」
というのはときに、
いけないことをして叱られる以上に、
子どもの心に傷を残すことがあると思うんです。
たとえば、自分がムキになって何かに怒ったら、
「そんなことで怒ってバカみたーい笑」
って笑われたり。
必死に走ってすっころんだら、
「うわぁ、あんたってホントにどんくさいわね笑 」
って笑われたり。
悪いことをして叱られるなら、まだ納得のしようもありますが、真剣なのに笑われるって、めっちゃ理不尽で悔しい。
そんなご経験、あなたにもありませんでしたか?
わたしも子どもを持つ親として、ちいさな子が、ムキになったり必死で何かをしたりしてる姿を見ると、かわいらしくて、ついからかいたくなる気持ちもわかります。
でも、そういう経験は子どもにとって、のちのち尾を引く傷になることもあるんですよね。
子どもの頃の経験が、おとなになっての反応を作る
わたしがクライアントさんと接していて感じるのは、
子どもの頃に、親や年上のきょうだいから、笑われたりからかわれたりした経験の多い人ほど、
おとなになって、人から笑われることに過敏になりやすいということです。
話しながらニコニコする人に対して、やけに不信感を覚えたり、
なにかの拍子に誰かがフフッと笑っただけで、自分のことをバカにしてるのではないかと、腹を立てたりしてしまいます。
子どもの頃のくせで、無意識のうちに、
「誰かが自分に対して笑うのは、自分をからかっているから」
と解釈してしまうので、笑われると反射的に身構えてしまうんです。
でも、おそらく周りの人はあなたをからかっているつもりはなくて、
場を和ませようとか、雰囲気をよくしようと思って笑っていることの方が多いと思うので、
それに対して過剰に反応してしまうことで、
「なんだか扱いにくい人」という印象を持たれてしまいます。
そして余計に孤立しちゃって、人に対して疑心暗鬼になる。
そんな負のループにはまってしまうことだってあるかもしれません。
インナーチャイルドの声に寄り添う
もし、これを読んで、「わたしも、人に笑われることに過敏になっているかもしれない」と気づいたら、
子どもの頃に、自分は真剣な場面で笑われたり、からかわれたりして、
悔しかったり恥ずかしかったりした気持ちが、
まだあなたの中に残っていて、
似たような場面に出会うたびに、
そのときに消化しきれなかった気持ちが、
反射的に顔を出しているのかもしれないなと思ってみてください。
そして、ついムキになってしまう大人げない自分を責めずに、自分の中の傷ついた子どもに寄り添うように、
「笑われるとバカにされてるみたいで悔しいんだよね。」
「一生懸命なのに笑われるのは、
からかわれてるみたいでイヤなんだよね。」
と受け止めてみてほしいです。
こうして、誰かや何かに過剰に反応してしまうときには、
インナーチャイルドが癒しを必要としているサインです。
今日のまとめ
・真剣な場面で笑われたり、からかわれたりした子どもの頃の経験が多いと、おとなになってから人が笑うことに過敏になることがある。
・相手にからかいの意図はなくても、無意識のうちに「笑う=からかっている」と解釈し、反射的に身構えてしまう。
・人から笑われることに過剰に反応してしまっていることに気づいたら、インナーチャイルドを癒そう。