正しく生きたいのか?楽しく生きたいのか?
「あなたは、正しく生きたいですか?楽しく生きたいですか?」
こう聞かれたら、おそらくほとんどの人は、「楽しく生きたい」と答えるのではないでしょうか?
わたしのお客さまもみなさんもれなく、「楽しく生きていきたい」とおっしゃいます。
なのに、普段の言動を振り返って考えみると、どう考えても「楽しい」より「正しい」を優先させちゃってます。
- ルールは守るべきだ
- マナーを重んじるべきだ
- 仕事はきちんとやるべきだ
- 家事はきっちりこなすべきだ
- 嫌なことでもがまんするべきだ
うん。そりゃ正しい。実に正しい。
でも、それって楽しい?
そう問いかけたらきっと、「正しい人たち」からはこう返ってくる。
「だって、人に迷惑がかかるじゃないですか!」
ホントにそうかな?
その「べき」ひとつ守れないことが、そこまで人の迷惑になるかな?
それより、「べき」を振りかざして、しょっちゅう不機嫌でいる人の方がよっぽど迷惑じゃないかな?
わたしは、そう思っちゃいます。
「正しい人たち」の多くは、親や学校から教えられた「べき」を忠実に守ろうとしているだけの思考停止民だったりする。
ブラック校則ならぬ、ブラックルールにがんじがらめになっている。
それを守らない自分も他人も許せなくて、年がら年中プリプリ不機嫌でいる。
「正しい人たち」は、気づけない。
自分が負のオーラを放って、他人に迷惑をかけていることに。
振りかざした正しさのせいで、自らを孤独に追いやっていることに。
わたしは、正しいよりも楽しいで生きていきたい。
正しい人たちよりも、楽しい人たちと生きていきたい。
みんながちょっとだけ「正しい」を緩めて「楽しい」にシフトするだけで、今よりもっともっと平和な世の中になるんじゃないかな。
そう思います。