「他人の目が怖くて仕方ない」の解決方法
・人にどう思われるか不安でたまらない
・嫌われてるんじゃないかと怖くなる
・周りの人にダメな人って思われてる気がする
こんなお悩みの根本解決方法について解説します。
他人の目が怖くて仕方ない
毎日の暮らしの中で生きづらさを感じている人の多くは、「他人の目が怖い」「他人の目が気になる」と言います。
相手のささいな言動から、ネガティブな妄想を繰り広げ、
- 嫌われてるかもしれない
- ダメな人って思われてるかもしれない
- こんなこと言ったら悪く思われるかもしれない
なんて思っては、苦しくなってしまう。
自分が所属する場所(職場・友人関係・家族・親族など)に、自分のことを良く思っていない人がいると思えば、それは居心地も悪いし、毎日がしんどくもなりますよね。
それに、今は大丈夫でも、今後嫌われてしまうかもと考えていたら、年がら年中ビクビクしてないといけないから、ちっともリラックスできずに疲れちゃいますよね。
そんな風に暮らしている人は、あなただけではありません。
この記事では、他人の目が怖い人がやってしまいがちな失敗言動や、どうやったらこ問題を根本解決できるのかについて、詳しく解説していきます。
他人の目を恐れることの逆効果
他人の目を恐れているということは、他人から「悪く思われたくない」「嫌われたくない」というお気持ちが強いのだと思います。
そんな方には悲しすぎるおしらせになるかもしれませんが、実は、他人の目を気にすれば気にするほど、周りの人に「悪く思われる」「嫌われる」という現実がやってきます。
なぜなら、人の目を気にするとこんな言動になりがちだからです。
- 相手に合わせてコロコロ意見を変える
- つい相手の機嫌を取るようなことばかり言う
- 誤解されないように説明が多い
- 肝心なところをぼやかしたり、言い訳が多い
- 裏表が激しく、本音を言わない
- 無理してるから笑顔が不自然
- 嫌われてないか確認したくてしつこくする
ね?
お心当たりありませんか?
「嫌われてないか確認したくてしつこくする」というのがわかりにくいかもしれませんが、わたしがたくさんのお客さまを見てきてわかったのは、他人の目が怖い人の多くは「相手に嫌われてないかいちいち確認したくなる」という習性があるということです。
たとえば、送ったメッセージが既読になってるのに返信がこないと、「怒ってるのかな」「無視されるのかな」と不安になるため、この不安を解消すべく、追いメッセージで「ヘンなこと言っちゃってごめんね」とか「○○って意味じゃないからね」とか余計なことを言ってしまったりします。
もしくは周りの人に、「あの人なんか怒ってなかった?」とか聞いて回りたくなったりします。
ただ返信が遅れていたただけかもしれないのに、こんな追いメッセージや周りへのリサーチをされたらどうでしょう?
きっと相手の人は、「え?なに?この人めんどくさっ」ってなっちゃうんです。完全に墓穴掘りです。
その他の項目も同様。
他人の目を恐れていると自分の軸がブレてしまい、言動に一貫性がなくなるので、相手に八方美人だったり裏表が激しい印象を与えてしまいます。
また、悪く思われたくなさ過ぎて、肝心なことを言わなかったり、無駄な説明や言い訳などを重ねたりするので、まどろっこしく信用できないと思われてしまいがちです。
このように、他人の目を恐れている人は、その恐れを解消すべく余計な墓穴掘りムーブをしてしまうので、周りの人からすると「関わりたくないめんどうな人」でしかない。
そんな人、あなただって仲良くしたくないでしょ?
でも、他人への恐れが強くなりすぎると、自分のことを客観視できなくなり、こういった言動がやめられなくなってしまうのです。
相手をコントロールしようとしている
こんな風に、他人の目を恐れて軸がブレブレになって余計な墓穴掘りムーブをしまうあなたに気づいてほしいのは、あなたの親切や優しさは、本当は相手に向けられたものではないという痛すぎる事実です。
- こう言えば嫌われないだろう
- こう言えば怒らせないだろう
- こう言えばいい人そうに見えるだろう
- こう言えば相手の機嫌が良くなるだろう
- こう言えば気に入ってもらえるだろう
- 笑顔でいれば感じよく見えるだろう
本音の部分で、こういった相手の自分に向けた気持ちを操作(コントロール)する意図があるハズです。
厳しいことを言いますが、あなたは別に相手に優しくしたいわけでもなく、幸せになってほしいわけでもなく、ただ「自分のことを嫌わないように操作したい」だけなんです。
一生懸命「いい人」を演じているその裏で、相手を操作して自分の思い通りにしようとしているという腹黒さを、どうぞ自覚してください。
そんな気持ちから発せられる言動で、相手が心地よくなるハズないですよね?
人の意識は無意識のさらに奥(集合的無意識)で繋がっていますから、いくら表面上だけ取り繕っても、簡単にはがれるメッキでしかないのです。
だから、どんなにいい人を演じて努力してもなかなか人に好かれないし、関係が長続きしないし、自分よりも失礼で無神経の人(本音で話してる人)の方がみんなの輪の中に居たりするんです。
まずは、この痛すぎる事実をしっかり自覚しなければ、「他人の目が怖い」現実は変えられません。
他人の目が怖いの本当の解決方法
じゃあ、今日から他人の目を恐れず、ガンガン本音でいけばいいのか?
そんな簡単じゃないですよね。
だって、あなたは今「他人の目が怖くてたまらない」のですから、無理やりその気持ちを押し込めて「他人の目が怖くない人」を演じるなんて、それこそ演技の上塗り。
がんばって強気に見せても、さらに言動の不自然さに拍車がかかるだけです。
(たまにそういう人お見掛けしますが、ホント生きづらそう!)
目指すのは、「怖くないふり」ではなく、「本当に他人の目が怖いと感じずにいられる状態」です。
そのためにあなたができることは、インナーチャイルド(潜在意識)を癒すこと。
なぜなら、あなたがそんなにも他人の目を恐れてしまうのは、幼少期から知らず知らずのうちに身に着けてきた思考パターン(観念)の影響だからです。
- わたしは人に嫌われる
- わたしは人から見下される
- わたしは雑に扱われる
- わたしは愛してもらえない
- 世間は信用ならない
- 他人はわたしを攻撃する
こんな被害者意識満載の思い込みが潜在意識にべったり染み付いてしまっていて、その思考パターン(観念)で世の中を見ているから、相手のちょっとした言動で「嫌われているかも」「悪く思われているかも」と不安になってしまうのです。
そして、別に嫌われても困らないような相手にまで固執し、「絶対に嫌われないように」相手をコントロールしたくなるのです。
その思考パターン(観念)を抱えたまま、怖い相手から逃げても逃げてもまた次の怖い人に出くわすし、いつどこにいても八方美人で軸がなく、不安定なままです。
あなたが他人の目を恐れずに生きられるようになる日は、永遠にやってこないのです。
この問題を根本解決するためには、これまで溜め込んできた他人への恐れに気づき、心に負った傷を癒すこと。(ヒーリング)
そして、恐れのあまり他人をコントロールしようとしていたことを自覚し、上記であげたようなネガティブな思考パターン(観念)を上書きしていくこと。(レッスン)
ヒーリング+レッスン=インナーチャイルドケアメソッド®
これしか解決方法はないとわたしは考えています。
幼少期から知らず知らずのうちに身に着けてきた思考パターン(観念)にお心当たりの無い方も、自分とじっくり向き合い掘り下げていくと、きっと「そうか、だからわたしは他人の目がこんなにも怖いのか」と自己理解ができるようになります。
そこと向き合う勇気を持たずして、今目の前の人間関係だけを改善するなんて都合の良いことはできません。
おひとりおひとりのお話をお伺いしながら、一緒に掘り下げていきますので、「他人の目が怖い」問題の根本解決を目指したい人は、まず入門講座へお越しください!
この記事について、動画でも解説しています。