なにがちがう?変われる人変われない人
インナーチャイルドケア入門講座のあとには、インナーチャイルドケア講座(本講座)という自立のための徹底プログラムをご用意しております。お客さまから「本講座を受けたらわたしも変われるの?」という趣旨のご質問が多いので、今回はそれにお答えしてみます。
本講座を受けたら変われるの?
このご質問、インナーチャイルドケア講座(通称、本講座)のお申し込みをご検討されている方からよく聞かれます。
- 本講座を受けたらわたしは本当に変われますか?
- 何割くらいの人が変われていますか?
- 変われる人と変われない人のちがいは何ですか?
ご心配になるお気持ち、とてもよくわかります。
これだけの時間やお金を使って「変われませんでした」ってなったら、ガッカリすぎますものね。
100%変われます!
そう即答できたらわたしもすがすがしいのですが、もちろん100%と言い切るわけにはいきません。
では、変われる人と変われない人にはどんなちがいがあるのでしょうか?
変われる人と変われない人のちがい
わたしの本講座を受けてくださる人は、ほとんどの人が変わります。
少ししか変わってない人から、信じられないくらい変わった人までを含めると、おそらくほぼ全員が変化をされています。
しかもそのうちのほとんどの方が予想していた以上に変化をされています。
それってこの手の講座の打率としたらめっちゃいい感じじゃないかと思ってるんですが、なぜそんなことが実現可能かというと、それは単にこの講座がいい講座ってだけじゃなくて(それもある!w)、お申し込みに高いハードルを設けているからです。
そもそも入門講座を受けていないと本講座を受けられないですし、入門講座でしつこく勧誘をしたり、その場で申し込みを迫ったりも絶対にしませんし、終了後に何度もメールを送ったりしませんし、明らかにお役に立てないとわかれば率直にお断りさせていただきますし、お申込み時のご案内も細かくお願い事を書かせていただいてます。
収益のことだけを考えたら、たくさんの方に受けていただいた方がいいに決まっていますが、わたしは「変われない人に無駄な時間とお金を使わせたくない!」(それならおいしいものでも食べてもらった方がマシ!)とバカみたいに本気で思っているので、ずっとこのスタンスです。
「よくわかんないけど森さんに頼めばなんとかしてもらえるかも」という依存的な人は、よほどの思いちがいや読み飛ばしなどがない限り、お申込みができないようになっています。
「本気で自分と向き合う!」「ここで人生を変えてやるんだ!」「このまま生きてくなんて絶対に嫌だ!」
そんな覚悟がないと、なかなか本講座にはたどり着けないんです。
なので、必然的に変化もしやすいということです。
つまり、変われる人と変われない人の決定的なちがいは、「変わると決めているかどうか」「本気でやるかやらないか」です。
あとは、講座の質や講師との相性も大事なので、それは入門講座で見極めてくださいね^^
変われない人はいない
わたしは、これまでの経験から、変われない人なんてこの世にいないと思っています。
どんな方でも、本気で自分の内側と向き合い続ければ変化していくはずです。
それでも変われない人がいるのはなぜか。
それはシンプルに「変わると決めていない」からだと思います。
変わると決めていない人は、こんな風におっしゃったり、心の中で思っていたりします。
- 時間に余裕がなくて
- お金の用意が難しくて
- 夫(妻)が反対するから
- 今は子どものことで手いっぱいで
- テキストを読むのが苦手で
- 来年になったら余裕ができると思うんですけど
- もう少し自分でやってみます
もちろん、これらのことが嘘だとか言いたいわけでは決してないです!
(わたしも生きづらかったときは、これが本当の理由だと思っていました。)
実際に時間やお金の余裕がなくて、「変わりたいけど今は無理!」という方がたくさんいることも十分わかっています。
わざわざお金をかけなくても、自分でやれるところまでやってみたいというお気持ちもよーくわかります。
でもでも!
それを踏まえたうえで、さらにもっと奥に自分でも気づかないように隠している「本当は変わりたくない理由」に目を向けてみてください。
そこにはきっと、
- 自分と向き合うのが怖い
- 本当の自分を知りたくない
- 変わってしまったら何かを失うのではないか
- わたしは変われないのではないか
- 自分に時間やお金をかける価値が無いのではないか
- 親を裏切ることになるのではないか
- 人からアドバイスを受けたくない
- 変われない責任を負いたくない
- 自分がどうなるかわからないのが不安
そんな本音が横たわっているハズです。
つまり、顕在意識のあなた(=インナーマザー)は「変わりたい!」と強く思っているけれど、潜在意識のあなた(=インナーチャイルド)は、それを上回る勢いで「変わりたくない!」と思っていて、その綱引きをしているから前に進めないんです。
変わるってなに?
「変われる」「変われない」の話をしていますが、そもそも「変わる」ってなんなんでしょう?
変わった先が見えなければ不安ですし、変わりたいとも思えないですよね。
変わる、それはわたしが思うに、本来の自分に戻ることです。
正確に言えば、「変わる」のではなく「戻る」のですが、わかりづらいので便宜上「変わる」という言葉を使っています。
では、本来の自分って何でしょう?
それは、余計な観念がないシンプルな自分です。
そして、余計な観念とは成長過程でインプットされてしまった、いわば「呪い」です。
たとえば、
- 働かなければ価値が無い
- 自分の意見より他人の意見を優先すべきだ
- 子は親を尊敬し敬うべきだ
- 学校や仕事は休むべきではない
- お金は汚いものだ
- わたしは人から見下される
- 他人を安易に信用してはならない
- お友だちには自己犠牲をしてでも親切にすべきだ
- わたしはいつも損ばかりする
- 人はいない人の悪口を言う
こんなしょーもない(けど切実な!)観念という名の南京錠をたくさん身に着けて、本来の自分の何倍もの重さになって、ヒーヒー言いながら足を引きづって歩いているから、我々は息苦しいんです。
ジャラジャラとまとわりつくジャマで重い南京錠を一個ずつ外していって、余計なものがついてない状態に戻していってあげること、その過程がインナーチャイルドケアで、その結果本来の自分に戻る(変わる)ということなのです。
だから、変わったからといってわたしたちは別の誰かにはならないし、親を裏切ることにもなりません。本来変わることを恐れる必要などないのです。
ただただ自分らしく軽く楽しくシンプルに生きられるようになるだけです。
変わると得られるもの
これはわたしの経験ですが、変わると得られる最大のメリットは、動けるようになることでした。
足にまとわりつく南京錠を外せばフットワークが軽くなるので、人の目を気にせずいろんな行動を起こせるようになります。
顔前のうっとうしい南京錠を外せば視界が開けてくるので、「自分がどう生きていきたいのか」が自然とわかるようになっていきます。
迷いなく新しいことにチャレンジできるようになる。
この変化は、当初の時間やお金の心配をすべて吹き飛ばすようなプライスレスな変化でした。
もし人生やり直すとして、たとえ億単位の富があっても、インナーチャイルドケアのことを知らない人生なんて絶対にイヤだなと思います。
それくらい、「変わる(戻る)」ということがわたしにもたらしてくれた幸せは、さりげなくもかけがえのないものでした。
変わらないことは悪ではない
と、変わることを激推ししているわたしですが、別に変らないことがダメだとか悪だとか言いたいわけではないんです。
人生を自分で選ぶというのは、人間にとっての最大の自由だからです。
別に変な宗教の勧誘文句みたいに「変わらないと怖いことになりますよ」とか脅すつもりもありません。
実際、変わらずに生涯を終える人がほとんどですから。その選択だってぜんぜんアリです。
それに、いつもお伝えしているとおり、変わるにはタイミングがあるんです。
今変われる人もいれば、3年先の人もいるし5年先の人もいる。
10年20年先の人もいるし、もしかしたら来世の人もいる。
そのタイミングさえ逃さなければ、変わるのはいつだっていいんです。
それぞれがそれぞれのタイミングで気づくことが大事だし、他人に強制されても変われるものではないのです。
だから、わたしはお勧めはするけど強制はしないです。無理をしても変われないってわかっているからです。
この記事は、今変わるタイミングの人が、そのチャンスを逃さずキャッチしてくださればいいなと思って書いてみました。
ひとりでも多くの方がご自分の人生と真剣に向き合って、生きづらさを手放していかれることを願っています。