こっちのけんとさんに痛く共感した話 ~中間子はつらいよ~
さっき、何気なくしゃべくり007を観ていたら、「こっちのけんと」さんが出演されていました。
わたしは、「勝手にけんと」さんにシンパシーを感じてるので、途中からすごく前のめりで観ちゃいました。
けんとさんの「中間子」すぎるトークが大好きです。
- 超ネガティブ
- 親きょうだいは敵!
- 親は自分以外の、陽キャなきょうだいをほめる
- 理解を示そうとされるの怖い
みたいな。
もうめっちゃわかる。しんどい。わかる。しんどい。わかるw
けんとさんのことは画面上でしか存じ上げないから、さておきとして、
ここからはわたしの知る中間子のお話をします。
——
わたしを筆頭に、わたしのお客さまの中でも中間子の手強さったらないです。
マックス級にこじらせてる人の割合めっちゃ高い。
もうね、中間子はほんとこじらせる。
その理由はなんといっても、お母さんの愛情を独り占めできなかったことにあると、わたしは考えています。
生まれたときにはすでにライバルがいて、ちょっと物心ついたころには、新たな刺客が攻め入ってくる、みたいな。
たいてい、どこの家庭も第一子はちやほやされ、第二子への注目は薄れる。
そして、末っ子には最後の子育てと思うことで、親も甘くなりがち。
露骨にえこひいきされるわけじゃなくても、中間子はちゃあんと見ている。
母から上の子に注がれる、信頼のまなざしを。
母から下の子に注がれる、優しいまなざしを。
ね、そうでしょ?
それで負けじと、どうにか注目を浴びようとがんばってみるけど、ぜんぜん相手にされなかったり、むしろ悪目立ちになって叱られたりする。
周りのきょうだいからは、「なんだこいつ?」って目で見られる。
切ない、、
その結果、
「別に愛されなくたっていいし!」「わかったようなこと言わないで!」とひねくれていく。
立派なこじらせ中間子のいっちょあがり。チーン。
そのままおとなになってもひねくれ続けて、周りを敵視して、強がって、嫌われて、でもまだ強がって、めんどくさがれて、ってやってる人たくさんいます。
痛々しいのは自分でも薄々わかってるけど、どうやっても中間子の沼から抜け出せなかったりするんですよね。
そんな中間子が変わるのは、本当に大変なこと。
わたしが経験者なので、そのキツさは痛いほどわかります。すごくしんどい。自分が嫌になる。
でも、乗り越えてみれば、「こじらせたまんまでいる方がよっぽどキツかった」と思えています。
覚悟を持って向き合ったら、その先には「中間子」という重い鎖から自由になる未来が待っているはず!
同志よ、立ち上がれ!