生きづらさを手放して自分と仲良く生きていく

「嫌われない人」になるためのたったひとつの方法

  
how-to-build-genuine-relationships
\ この記事を共有 /
「嫌われない人」になるためのたったひとつの方法

わたしは、「嫌われない人」になりたかったです。

小学校高学年くらいのときから、ずっとずっとなりたかったです。

修学旅行の班決めでビビってたあたりから、どうすれば「嫌われない人」になるかばっかり考えてました。

そしてようやく見つけた答えを大公開します!

「嫌われない人」になりたいあなたに届きますように。

嫌われる理由を誤解していた頃の話

「人に嫌われる 理由」「嫌われる 原因」とかで検索してみると、こんな回答がヒットします。

  • 上から目線でえらそう。
  • 自慢が多い。
  • 人の悪口ばっかり言っている。

だから、めっちゃ気を付けてました。
えらそうにならないように、自慢しないように、悪口言わないように。
努めて謙虚に。努めて笑顔で。

でも嫌われる。なんでだ?

それがずっとわからなかったです。

そして、さらに不思議だったのが、気なんかぜんぜん遣ってなさそうな人が好かれてる。

わたしはこんなに努力してどうにか人間関係をつなぎとめてるのに、なんも考えてなさそうなあの人の周りはいつも自然と人が集まってる。

「この世の中って、どんだけ不公平なんだ。」

そう思ってました。

嫌われる勇気を勘違いしていた頃の話

なかなか人間関係がうまくいかないもので、開き直ってみたこともあります。

「別にわたしのこと好きじゃない人に好きになってもらわなくたっていいし」
「ひとりの方が気を遣わなくて楽だし」って。

「嫌われる勇気」っていう本が発売されたときには、そのタイトルに衝撃を受けると同時にとても励まされたのを覚えています。

「そうだよね。嫌われていいんだよね。わたしに足りないのは勇気なんだ。勇気がないから他人の顔色をうかがって、こびへつらって、情けない人生なんだ。そんなのもうやめた」って。

このときのわたし、この本の本質をなんもわかっちゃいない。
タイトルを額面通り受け取って、わかった気になってただけでした。

よくよく読んでみれば、この本は、他者と健全な関係を築きながら、自分らしく生きるための主体的な選択と覚悟の話をしているのであって、「嫌われたっていいって開き直りましょう」なんてぜんぜん言ってない。

嫌われる本当の理由

とまあこんな感じで失敗しまくり紆余曲折やってきたのですが、心理学を深く学び、インナーチャイルドケアと出会い、ようやくわかりました。

わたしがなんで人から嫌われるのか。

それはめっちゃシンプルな話で、「自分のことしか考えてなかったから」

もう本当にそう。言い訳のしようがない。

わたしが大事だったのは、「自分が相手にどう思われるか」だけで、「目の前の相手をよくよく見て知って愛する」ということをまったくしていませんでした。

えらそうにならないように、自慢しないように、悪口言わないようにしていたのは、ぜんぶ自分がよく思われるため。
人に親切にするのも、気を利かせるのも、自虐ネタを披露するのも、ぜんぶぜんぶ自分がよく思われるため。

  • 好かれたい
  • 認められたい
  • いい人って思われたい
  • すごいって思われたい
  • おもしろいって思われたい
  • 必要な存在って思われたい

偽物の「他人思い」な言動の裏には、強い強い「承認欲求」が潜んでいました。

自分、自分、自分、、

そんな人、誰だって仲良くしたくないですよね。

無意識ながらも、他人に認められることばかりを考えて自分本位になっていたから、人はわたしから離れていったんです。

お恥ずかしい話、今振り返ってみても、当時付き合っていた友人たちの本質的なところをわたしはぜんぜん知りません。

自分がよく思われること、嫌われないことに必死で、知ろうともしていませんでした。

本当に失礼な話で、そりゃ嫌われるよなと思います。ごめん。

嫌われない人になるには

というわけで、「嫌われない人」になるための答えはこれ。

「承認欲求」を手放して、怖れではなく愛を持って他者に接すること。

これができれば、「嫌われる人」卒業できます。本当に。

逆に言うと、嫌われる人は「自分が相手にどう思われるか」ばっかり考えて自分本位になっちゃってるってこと。ごめんだけど、ホントです。

でも、言うは易く行うは難し。
なにせ「承認欲求」は、あなたが子どもの頃に親たちに存在価値を認められようと演じた役割が源泉。

  • 賢い子
  • 優しい子
  • 物わかりのいい子
  • いつも笑顔な子
  • たくましい子
  • しっかりした子
  • 強い子
  • おとなしい子

ひとりひとりちがうけど、あなたは子どもの頃、何かしらの役割を演じていて、今も同じやり方で周りの人から認められようと必死になってしまってる。

そんな「自分が相手にどう思われるか」が基準の自分本位なやり方がクセになっていて、親でもない他人相手にそれをやってしまっているから人間関係がうまくいかないワケなんです。

でも、自分ではなかなか自覚しづらいし、自覚したところでそれ変えるのは本当に難しいことです。(わたしもなかなか変えられなかった。)

だから、そんな人には、わたしが見つけた、承認欲求を手放すための唯一の方法、インナーチャイルドケアをおすすめしたいです。

潜在意識(インナーチャイルド)と深くつながり、自分で自分を認めることで、「もう誰かに認められるために何かを演じなくても大丈夫なんだ」と心から安心できるようになる。そうすれば、他人に認められたい気持ち(承認欲求)から解放されます。

承認欲求が無くなれば自然と、「自分が相手にどう思われるか」よりも、「目の前の相手をよくよく見て知って愛する」ことの方によろこびを見いだせるようになり、穏やかで温かい人間関係が連鎖するはずです。

というわけで、「嫌われたくない人」が「嫌われない人」になるためには、嫌われないように気を付けることでもなく、嫌われたっていいと開き直ることでもなく、まずは自分で自分を愛すること。それしかない。

インナーチャイルドケアをマスターすれば、苦しい承認欲求は手放せます。

人間は群れの生き物だから、「ひとりでいい」なんてことはない。
どんなに強がってたって、きっと本音では、誰かと仲良くしたいし、楽しく生きたいはず。
そんな気持ちに素直になって、自分を愛するところから始めてみませんか?

コメント