嫉妬するなんておかしいなんておかしい
ICCM Newsletter – by Yoko Mori
Letters on Inner Child Care Method®
この記事について
※この記事はメールマガジン「インナーチャイルドケア通信」で配信した内容を掲載したものです。
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嫉妬するなんておかしい!?
先日、ある方がSNSで出産報告をしたところ、
「子どもを持てない人の気持ちも考えて」などと配慮を求めるコメントが付き、賛否を呼びました。
各方面からいろんなコメントが出たけれど、
その多くは、
「子どもがいる人に嫉妬するなんておかしい」
「子どもを産み育てる人に感謝するべき」
「嫌なら見なきゃいい」
というものでした。
わたしはこのトピックを眺めながら、
「嫉妬するなんておかしい」という言葉に、強烈に違和感を覚えたのでした。
感情に「おかしい」はない
もちろん、おっしゃりたいことはわかるし、
別に投稿を控える必要はないと、わたしも思っている派なんだけれど、
「嫉妬するのはおかしい」というのは、
「その感情を感じることがまちがっている」と言っていることになるんですよね。
でも、感情というのは、
できごとを認知した時点で、ほとんど瞬時に湧き上がってくるものなので、
「おかしい」と言われたところで、そのときにはすでに感じてしまっているものなんです。
わたしは、日々お客さまと接する中で、
この自然に湧き上がってくる感情を、
思考の力で無理に押さえつけようとすることこそが、
人の生きづらさを助長し、苦しさを長引かせている
と確信しているので、
「○○という感情を感じるのはおかしい」という主張には、徹底的にNOと言い続けたいです。
子どもが欲しいと日々思っていて、それがなかなか叶わなくて、
SNSでたまたま見かけた赤の他人の投稿が、
子どもと楽しそうにキャッキャしているものだとしたら、
そりゃ嫉妬する。
そういう自然な心の動きに対して、
- 子どもがいる人に嫉妬するのはおかしい。
- お金持ってる人に嫉妬するのはおかしい。
- 彼女でもないのに嫉妬するのはおかしい。
などと、善悪の裁きを下す必要なんてないし、
ましてや他人が口出すなんてナンセンスが過ぎる。
できごとに触れて出てきた感情は、
あなたがそれまで、ギュッと身体の中に押し込めてきた癒されていない感情。
それを無理にがまんして、感じないようにする必要なんてないのです。
どんな感情を感じたとしても、それが「おかしい」ということはないのです。
感情を受け止めるのは自分
ただ!
そのときに同時に忘れてはならないことは、
その感情を受け止めて癒す役割もまた、自分で担うということ。
自分の感情を自分でケアせずに、
「わかってほしい」「配慮してほしい」「気遣ってほしい」
と、感情のケアまで相手にゆだね、
「わたしが傷つかないように、あなたが言動を変えて」と求めたとたんに、
相手が変わってくれなければ、自分は楽になれないという、
苦しい争いの中に足を踏み入れることになります。
あなたの感情を誰よりも理解し、癒すことができるのは、あなた自身です。
湧き上がってきた感情にただ耳を傾け、
「嫉妬しちゃうよね」「ズルいって思っちゃうよね」
そんな優しい気持ちを自分に向けてあげてほしいです。
人と争って消耗するエネルギーを、
自分への優しさに変えてくださいね。
今日のまとめ
・感情は自然に湧き上がってくるもので、「おかしい」と裁く必要はない
・その感情を受け止めて癒す役割は、自分で担うことが大切
・相手に変わることを求めるのではなく、自分への優しさで感情をケアする