人間の60%はバナナだって話
「人間の60%はバナナ」
少し前にSNSで見たこの話をえらく気に入っています。
何の話かというと、「人間のDNAとバナナのDNAは、約60%の遺伝子配列が共通している」という研究結果があるらしいんです。
遺伝子配列の話だから「60%バナナ」っていう表現は実際にはちょっとちがうんだけど、これを思い出すたび、いろいろアホらしく思えるので気に入っています。
いろいろ悩んだりしてたって、「わたし60%はあの黄色いバナナなんや」って思ったら、なんかどうでもいい感じがしてきませんか?w
さらに。
犬とは84%、猫とは90%、チンパンジーとは96%が同じで、人間同士に至っては99.9%同じらしいです。
ということはですよ。
あなたが今めちゃくちゃムカついてるあの人とあなたは、どうがんばったって、せいぜい0.1%くらいしかちがわないんですよ。
残念だけど、ほぼほぼおなじです。同じ穴の狢ってやつです。
いくら相手の欠点を指摘して、自分の正しさを主張したところで、99.9%は同じだし、
学歴とか、職業とか、年収とか、容姿とか、貯金額とか、パートナーの有無とか、子どもの数とか、しわの数とか、そんなしょーもないことでムキになって争って勝ったところで、0.1%以上の差は付かないんですよ。
そんでもって、争ってるその人もあなたも、60%はバナナで、96%はチンパンジー。
ね、アホらしくなってきたでしょ?
せいぜい0.1%の差のために、ムキになってエネルギー使ってるより、60%バナナを自覚して楽しく生きた方がよっぽどいいです。
「60%バナナ」
誰かにイライラしたり、負けず嫌いを発動してついムキになってしまったり、人と比べて劣等感や優越感を味わうときには、この呪文を唱えてみるといいかもしれません。
では、60%バナナのみなさん、また。
60%バナナより。