女子の集団がしんどい!|インナーチャイルドケア通信
ICCM Newsletter — by Yoko Mori
Letters on Inner Child Care Method®
この記事について
※この記事はメールマガジン「インナーチャイルドケア通信」で配信した内容を掲載したものです。
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突然ですが、みなさんは「女子の集団」お得意ですか?
わたしのメルマガ読者さんは、
きっと大多数が女子の集団に苦手意識を持っているハズ。
でも、女子という生き物である以上、
職場でも友人関係でも、そこから逃れるのは困難。
なので、今日は、
「女子の集団」について深掘りしてみようと思います。
まず、女子の集団の構図を見てみましょう。
集団の中心にはたいてい、ボス的存在とそのスペオキさんがいますね。
※スペオキ=スペシャルお気に入り(ボスに特別気に入られている人)
そして、その取り巻きさんたちと、さらに遠巻きにいるその他の人たち。
というピラミッドのような構図になりがちです。
一見すると、スペオキさんと取り巻きさんは仲がいいし、
取り巻きさん同士もうまくやっているように見える。
けれど、どんなにお世辞を言い合っていても、
心の中ではライバル心バチバチ。嫉妬心メラメラ。
スペオキさんは、
「わたしがいちばんボスのことをわかってる」と思って取り巻きさんたちを見下しているし、
取り巻きさんたちは、スペオキさんのことを「なんだあいつえらそうに」と煙たがっている。
取り巻きさん同士も、
いない人のことをあれやこれやうわさしたり、好き嫌いをしている。
みんながボスのスペオキ枠を狙って、机の下で足を踏み合っているような状態。
そして、輪の外にいる「その他の人たち」は、
不穏な空気を感じ取りながらも、できるだけ波風を立てないようにして息をひそめている。
それが女子の集団の典型的な構図。
あなたはどのポジションですか?
実は、
こんなドロドロしたおとなの人間関係にも、
インナーチャイルドの問題が深く関わっているんです。
インナーチャイルドから見て、
ボスは、お母さん。
スペオキや取り巻きは、きょうだいたち。
それぞれのインナーチャイルドが、
お母さんのスペオキになりたくて、お互いをライバル視している。
ということなんです。
よくよく話を聞いてみれば、たいていの場合、
スペオキさんや取り巻きさんにはきょうだいがいて、本当は「お母さんのいちばんになりたい」と思っていた幼少期。
その他の人たちは、家族間の争いを何もできずに見ているしかなかったタイプが多い。
つまり、
子どもの頃の小さな人間関係がそのままトレースされて、
目の前の世界に映し出されているのが、女子の集団というわけです。
子どもの頃に思い残しがある人ほど、
周りの人にライバル心バチバチ、嫉妬心メラメラしたり、
争いの空気にビクビク、オドオドしたり、してしまうんです。
でも、
いつまでもつまんない人間関係に巻き込まれて、
怒ったり怯えたりするのは、しんどくないですか?
おとなの顔して、子どもみたいな争い、
そろそろやめませんか?
「女子の集団しんどい」
そう思ったら、インナーチャイルドのお世話を始めましょう。
自分の気持ちにきちんと向き合えば、
ドロドロした人間関係から解放されていきます。
あなたが目指すのは、誰かのスペオキじゃない。
インナーチャイルドにとっての特別な人になってくださいね。
