なんとなく責められているように感じる|インナーチャイルドケア通信 ~隠された罪悪感の罠~
ICCM Newsletter — by Yoko Mori
Letters on Inner Child Care Method®
この記事について
※この記事はメールマガジン「インナーチャイルドケア通信」で配信した内容を掲載したものです。
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直接何か言われるわけじゃないけど、
相手の言葉にトゲがあるように感じる。
なにかしたつもりはないんだけど、
なんとなく責められてるような気がする。
そんなことありませんか?
実は、その正体は、
自分でも気づけていない【罪悪感】だったりします。
罪悪感といえば、
・自分が悪いことをしてしまった
・誰かを言動で傷つけてしまった
そういうことから生じるものだと思うのが一般的かもしれません。
でも、今日みなさんに伝えたいのは、
そういう「わかりやすい罪悪感」ではなくて、
なべ底の焦げみたいに、奥の方にくっついて取れないものの話です。
そういう「わかりづらい罪悪感」を、本当に多くの人が抱えています。
自分でもはっきりと気づけていないし、理由もはっきりしない。
実は、こういう「わかりづらい罪悪感」が多い人ほど、
・人から責められているように感じやすかったり
・必要以上に人を恐れていたり
・ちょっとした相手の言動に強く反応してしまったり
という生きづらさを抱えやすいものです。
頭では、
「わたしは悪くない」
「責められる筋合いはない」
とわかっていることでも、
どこか相手が責めているように感じてしまう。
周りの人からもジロジロ白い目で見られているような気がしてしまう。
そういう感覚、
身に覚えのある方も、多いんじゃないでしょうか?
(わたしはめちゃくちゃありました。)
「わかりづらい罪悪感」を抱える人に話を聞いてみると、
幼少期に、
自分が悪者・邪魔者・厄介者になる場面を経験している人が多いです。
実際になにかして怒られるというだけではなく、
・過敏な子
・神経質な子
・気にしすぎな子
みたいに、なんとなく家族のお荷物的な扱いをされていたりとか。
家の中にはびこる、「まったくこの子は」という空気が、
心にジワジワと罪悪感をしみこませていくのです。
※ほかにも「わかりづらい罪悪感」を背負う理由はたくさんあります。
・お母さんが大変そう。
・両親は男の子が欲しかったのに自分は女の子。
・体が弱くてたくさん迷惑をかけた。 などなど・・・
そして、さらに大きな問題が、
この「わかりづらい罪悪感」があると、
周りの人だけでなく、自分で自分を罰し続けてしまいます。
「罪のある自分には、しあわせになる資格がない」
という無意識な思い込みが、
自分では気づけないうちに、しあわせになる選択を遠ざけてしまうのです。
たとえば、
・実力を正当に評価してもらえないのに、同じ職場で我慢し続けてしまう。
・将来が見えないパートナーとの関係をズルズルと続けてしまう。
・尊重されないしんどい友人関係なのに、 なかなか離れられない。
といった具合に。
頭では、「こんなのおかしい」とわかっていても、
インナーチャイルドが、「しあわせになってはいけない」と思っているから、変化にブレーキをかけてしまうんです。
そんな苦しい状態から脱却するためのステップは大きく分けて3つ。
①「わかりづらい罪悪感」の存在に気づこう。
今、この記事を読んで「わたしのことだわ」と思っている、そこのあなた。
「わたしにも罪悪感があるのかもしれない」
この気づきが、自分の人生を変えるファーストステップです。
②罪悪感があることを許そう。
罪悪感に対して、
「必要ない」とか「邪魔だとか」
無理に追い払おうとしてはいけません。
子どもの頃から抱えてるこの痛みを、
自分の一部として受け入れます。
自分の中に「罪悪感」が座る椅子を作ってあげるのです。
③「罪悪」でないことを伝え続けよう。
あなたがずっと抱えていた「罪悪感」は、
「罪悪感」であって、「罪悪」ではありません。
癒しを続け、その事実を腹の底から納得できるようになると、
「罪のある自分には、しあわせになる資格がない」
を手放せるようになっていきます。
時間をかけて丁寧に、自分と向き合っていく作業です。
今日は、めちゃくちゃ大事なことをお伝えしました。
ぜひ、自分の内側を見つめて、「わかりづらい罪悪感」がないかチェックしてみてくださいね。
