生きづらさを手放して自分と仲良く生きていく

美人は人生イージーモードなのか〜見た目で判断されることの苦しさ〜

  
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美人は人生イージーモードなのか〜見た目で判断されることの苦しさ〜

ICCM Newsletter – by Yoko Mori
Letters on Inner Child Care Method®

この記事について

※この記事はメールマガジン「インナーチャイルドケア通信」で配信した内容を掲載したものです。
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美人は人生イージーモードなのか

若いころ、

「美人でスタイルがいい人は、人生イージーモードなんだろうな」

なんて勝手に羨んでいたのですが、

どうやらそれがそうでもないようでして。

わたしの講座のお客さまには、

誰もが目を引く美人なのに、「生きづらい」「悩んでばかり」っていう人が、

実はけっこうたくさんいらっしゃるんです。

  1. 美人であるがゆえに、同性から嫉妬されやすい
  2. 美人であるがゆえに、勝手にハードルを上げられる
  3. 美人であるがゆえに、中身で評価してもらえない
  4. 美人であるがゆえに、老いることが怖いと感じる

こうした美人にまつわるお悩みとの向き合い方について、今日はお話をします。

美人のお悩み4選

ひとつずつ見ていきましょう。

①美人であるがゆえに、同性から嫉妬されやすい

これはすごくわかりやすいと思うのですが、

美人は、異性から好意的に見られる一方で、

同性から嫉妬を向けられがちだったりします。

なので、生きづらい美人さんの多くは、

同性の女性たちからの嫉妬を、無意識のうちにものすごく警戒しています。

このタイプの人に「おきれいですね」なんて言おうもんなら、

まるで褒められるのは命の危険とばかりに、

「いえいえいえいえいえいえいえ」と、首を左右に振って全力否定されたりします。

②美人であるがゆえに、勝手にハードルを上げられる

この方たちも褒められるのが大の苦手。

「見た目で勝手に期待しないでほしい」と思っています。

美人ってだけで、「ちゃんとしてそう」「できる人っぽい」って、勝手にイメージを持たれてしまって、

実際の自分よりいいように評価を受けてしまう。

当のご本人は、けっこうズボラだったり、天然だったりして、

「本当はそんなんじゃないのに」って思ってたりする。

だけど、期待している人をがっかりさせるのが怖くて、

つい無理をして、ちゃんとしている人を演じてしまう。

はじめの印象が良いだけに、

なにかあれば減点方式で評価が下がっていく感じがして、

人と長く付き合うことが、しんどく感じてしまう。

③美人であるがゆえに、中身で評価してもらえない

これで悔しい思いをしている人もかなり多いです。

ちゃんと実力もあって、影の努力もしているのに、

中身で評価してもらえず、見た目ばかりに注目をされてしまう。

挙句の果てに、実力でつかんだ結果でも、
「美人は得でいいよね」なんて、嫌味を言われてしまったりする。

見た目が邪魔をして、平等な評価が得られず、

がんばりをちゃんと見てもらえてないと感じてしまう。

この方たちは、容姿にばかり注目されることをことさら嫌がる傾向があり、

わざとボーイッシュにしていたりします。

④美人であるがゆえに、老いることが怖いと感じる

①~③とは逆のようですが、これも、けっこう深刻に悩んでいる人が多いです。

美人であることで、これまで人からたくさん評価を受けてきたので、

老いることがまるで、自分の価値が失われていくように感じてしまう。

加齢に伴って、白髪やシミやシワが増えることは仕方ないことだと頭ではわかりつつ、

ひとつひとつの変化が、自分の存在価値がどんどん小さくなっていくことのように感じてしまう。

鏡を見るのが憂鬱だったり、
若い人たちを見ては羨んでばかりの自分がイヤになってしまう、なんてお話もよく聞きます。

美人であることの悩みの根っこ

いかがでしょう?

あなたにもなにか思い当たるところがありますか?

それぞれのお悩みは、まったく別のことのように思えるかもしれませんが、

実は、どれも根底ではつながっています。

わたしがお伝えしたいのは、「美人は得なのか損なのか」という、二元論の話ではありません。

悩める美人さんたちに、

美人であることが、子どもの頃のあなたにとって、どういう意味を持っていたのか

ということについて、ぜひ考えてみていただきたいのです。

たとえば、

  • お母さんよりも目鼻立ちがはっきりしていた。
  • お父さんから溺愛されていた。
  • 親戚や近所の人たちから、自分だけ褒められることが多かった。
  • 学校で男子からモテていた。
  • 目立つつもりはないのに、なぜか注目を集めてしまった。

こういうことで、お母さんや周りの女の子たちからの嫉妬を感じ取っていたり、

容姿ばかりに注目されて、ちゃんと自分の中身を見てもらえなかったり。

そういう経験を重ねてしまったから、

美人であることが、
うれしいことではなく、嫌なこととして刻まれてしまった。

安全ではなく、危険として刻まれてしまった。

逆に、美しいことだけが、自分の価値になってしまった。

そういうことなんです。

だから、

自分の持って生まれた魅力を活かすどころか、

それがあるから生きづらくなってしまっているという。

なんとも皮肉なことなんですね。

そんなわけで、

美人さんのインナーチャイルドは、

ご自分でも気づいていないうちに、けっこう傷ついてしまっているかもしれません。

あなたはきっと、

ほめられたかったわけでも、目立ちたかったわけでもなく、

ただひとりの子どもとして、ちゃんと見てほしかっただけなんじゃないでしょうか。

その気持ちに気づいて癒していくと、

あなたの美しさは、あなたを縛るものなんかじゃなくて、

あなたらしさの一部になっていくはずです。

今日のまとめ

・美人が人生イージーモードだと思われるのは表面的な見方。実際には同性からの嫉妬、ハードルの高さ、中身での評価のなさ、老いへの恐怖など、様々な悩みを抱えている。

・美人であることが苦しくなるのは、子ども時代の経験によって、美しさが嫌なこと、危険なことなどとして刻まれてしまったから。

・美しいことで負った痛みに気づき、インナーチャイルドを癒すことで、美しさはあなたを縛るものではなく、あなたらしさの一部になっていく。