親に本音を伝えるワークから逃げた話|インナーチャイルドケア通信
ICCM Newsletter — by Yoko Mori
Letters on Inner Child Care Method®
この記事について
※この記事はメールマガジン「インナーチャイルドケア通信」で配信した内容を掲載したものです。
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昔、ある方のワークショップを受けたときに、
「親に本音を伝えてみる」という課題が出ました。
自分がそれまで言えなかった本音を親に伝えて、
ため込んでいた気持ちを解放する。
たしか、そういう課題でした。
でも、当時のわたしは、
「怖ろしくてそんなことできない」
と思って逃げましたw
(ごめんなさい。)
そして今、正直に言うと、
「やらなくて良かったかも」
とちょっと思っています。
実際にこの課題に取り組んだ方の中には、
「お互い泣いてハグしました」とか、
「ずっと抱えていたわだかまりが解けました」とか、
すっきり顔でご報告されていた方もいたので、
本音を伝えることで、良い方向に向かう方も、
たっくさんいらっしゃるのだと思います。
でも、もしあの時のわたしが無理してやっていたら、
きっときつい言葉で親を傷つけて(場合によっては、傷つけ合って)、
とんでもなく関係が悪化していたんじゃないかなと思います。
そして、それでもいいと思えるほどには、強くいられなかったんじゃないかなとも思います。
こうしたワークはたぶん、
子ども側の感情を伝える力や、
親側のそれを受け入れる力、
そして伝える時期や場所など、
いろんな条件がうまく揃ってこそ
「カタルシス(感情解放による浄化)」が起こるのでしょうけれど、
未熟なわたしには、伝える力が備わっていなかったし、
きっと親も、受け入れるのは難しかったんじゃないかなと思います。
では、その課題をスルーしたわたしが、
どうやって親への執着を手放してきたかといえば、
自分の内側に、「インナーマザー」という、親に代わる存在を確立し、
自分で自分の感情を受け入れることをコツコツ重ねました。
それが今の「インナーチャイルドケアメソッド」の原型です。
自分の中に母なる存在があれば、
外の世界に母を求めなくていい。
その気づきが、わたしを救ってくれました。
- わかってほしい
- 認めてほしい
- 愛してほしい
こういう苦しい苦しい承認欲求を、外にぶつけることなく、
自分自身で満たせたことで、ものすごく楽になりました。
何はともあれ、
わたしには、このやり方がすごく合っていたのだと思います。
今の時代、
いろんな癒しのメソッドがあります。
たくさんあるからこそ、選ぶのが難しいと思いますが、
でもきっと、数ある中には、ご自身に合ったものが見つかるはずです。
ご自分の目で見て、耳で聞いて、
自分の内側に響くものを選んでください。
大事なのは、
「どうやるか」ではなくて、
「どうなるか」なので、
あなたやあなたの大切な人たちが、しあわせになれさえすれば、
どんな方法を選んだっていいんです。
あなたがあなたに合ったやり方で、
本来のあなたらしさを取り戻せますように。
