好きなことは「動詞」で考えるといいらしい
ここ数日、受講生さん数名から立て続けに「起業」に関するご質問をいただいたので、少しそんな話をしてみようと思います。
インナーチャイルドを癒す目的は、もちろん生きづらさを手放すことなんだけど、癒しが進んでくると、「もっと自分らしく生きてみたい」とか、「わたしにも何かできるかもしれない」とか、そんな希望が湧いてきたりします。
そうなると必然的に、「起業」とか「副業」とかに興味関心を持つ人も増え、それ関連のご質問・ご相談をいただくようになります。
でも、そんな人たちがまず真っ先に直面するのがこの疑問。
「いったいわたしに何ができるんだろう?」
- なんとなく「起業」とか「副業」とかに憧れはあるものの、自分に何ができるかわからない。
- できることなら、自分の好きなことでお金を稼いでみたいけれど、そもそも何が好きかもわからない。
- 好きなことと言えば、スポーツとかアートとか。でもどれも中途半端でお金になりそうもない。
こんなお話をよく聞きます。
起業のノウハウを学ぶ前に、そもそもなにを仕事にしたいかわからないから、スタート地点にすら立てない。
そんな人、結構多いんじゃないかなって思います。
わたしが勝手に尊敬している、日本を代表するマーケターでUSJの立て直しに成功したことでも有名な森岡毅さんは、著書の中でこんな風におっしゃっている。
あなたの強みは必ず好きなことの中にある。自分にとって好きな「~すること」こそが、これまで良い結果をもたらしてきたに違いない。「名詞」ではない。「動詞」こそが、これまでもこれからもあなたにポジティブな結果をもたらす。つまりそれがあなたの“強み”だ。
引用元:「苦しかったときの話をしようか ビジネスマンの父が我が子のために書きためた 『働くことの本質』」(ダイヤモンド社)
なるほど。強みは「動詞」で考えるんですってよ!
ご自分のやりたいことが見つからなくて悩んでいるのなら、好きな「~すること」を整理して、「強み」を認識することから、はじめてみるといいかもしれません。
具体的なワークの内容は、ダイアモンドオンラインの無料記事でも少し見られるから、興味があったらチェックしてみてくださいね。
https://diamond.jp/articles/-/350967
それでいうとわたしは、「本質に気づくこと」や「誰かに気づきを届けること」がとにかく好きなんだと思う。
自分自身で物事の真理に気づいて「そうか!」ってなるのもめっちゃ好きだし、
お客さまが自分自身の本当の姿に気づくことのお手伝いができた瞬間は、とんでもなくしびれる。グッとくる。
他にも好きな「~すること」はたくさんあるけど、特にこのふたつの瞬間は、ドーパミンがドバドバ出てる気がする。だからやめられないんだ。この仕事。
みなさんもぜひ、ご自分の好きな「~すること」について考えてみてくださいね。
そして、やりたいことに向かって一歩踏み出すことへの恐れがある人は、インナーチャイルドケアがおすすめです。