【AC解説】ヒーロー・ヒロインタイプと仕事(アダルトチルドレン)
アダルトチルドレンは、日常生活のさまざまなシーンで問題を抱え込みます。
この記事では、「ヒーロー・ヒロインタイプ」が抱える仕事の悩みについて解説します。
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ヒーロー・ヒロインタイプの仕事の傾向
ヒーロー・ヒロインさんは、男性も女性も第一線でバリバリ働く人が多いです。
他のタイプと比較して、結婚・出産などのライフイベントを経ても、仕事を続ける人の割合が高いと感じます。
選ぶ職業は多岐にわたりますが、誰が聞いても知っているような一流企業や、銀行・公務員・士業といったいわゆるホワイトカラーの職業を選択する人が非常に多いです。
職業選択の理由については、表向き「自己成長のため」などと言いつつも、本心では周りの人から見てちゃんとしているか、すごいと思われるか、みっともなくないか、親に誇れるかなどを基準にしているようなところがあります。
ヒーロー・ヒロインタイプの職場での振る舞い
職場での立ち位置は、ザ・できる人。
向上心を持ってエネルギッシュに仕事に取組み、しっかり結果を出そうとします。
周りの人の役に立ち感謝されることよろこびというケアテイカーさんとは異なり、自分のがんばりが目に見える形で評価されることを望みます。
営業成績・評価・給与・役職など、人と比べて勝ち負けがわかる結果にこだわり、その結果得られる、周りの人からの賞賛や尊敬のまなざしによろこびを感じます。
ヒーロー・ヒロインタイプの職場での悩み
他のタイプと比較して、仕事に関する悩みが圧倒的に多いのがヒーロー・ヒロインの人。
その中でも最たるお悩みは、周りの評価を気にしすぎること。
負けず嫌いで努力家なヒーロー・ヒロインさんですが、仕事をしている自分が、上司や同僚の目にどう映っているかが気がかりで、ミスや失敗を過度に恐れるようなところがあります。
そのため、ちょっとした知ったかぶりやミスの隠ぺいなどから、思わぬ問題に発展することもあります。
100点目指して一心不乱に勉強していた幼少期さながら、仕事でも完璧主義をいかんなく発揮し、他人よりできない自分やミスをしてしまう自分を受け入れることができず、自らを追い詰めてしまいます。
また、自分と同じように仕事のできる同僚を仲間としてではなくライバルとして見ていて、出世など個人単位での争いにこだわり、ロジカルな発言をするわりに、会社全体の成長など高い視座でものごとを考えるのが案外苦手だったりもします。
自分の部下を自分の評価と捉えているようなところもあり、自分と同じように完璧を目指せない部下に強い苛立ちを覚えることも少なくありません。
そして、少しの挫折で立ち直れなくなってしまうのもこのタイプの人。
めっちゃくちゃ仕事できる人がちょっとのミスで会社に来なくなったり、出世争いに敗れて退職を考えたりしてしまうのは、ヒーローのメッキがはがれてアダルトチルドレンの部分が露呈した格好ですね。
さらに、ヒーロー・ヒロインさんは、上司に対しても不満を抱くことが多いです。
自分が完璧主義で向上心が強い分、いい加減な仕事をする上司の元で働くことを成長の機会の喪失と考えます。
ただ、上司や組織に不満を覚えて転職しても、転職先では前の会社での好待遇や役職が忘れられずに転職を後悔したり、「前の会社ではこうだった」ということを迂闊に口走ってしまい、周囲になかなか馴染めなかったりもします。
そうして転職を繰り返し、エリート街道まっしぐらだったはずなのに坂道を転げ落ちるように社会から脱落していってしまうヒーロー・ヒロインさんも少なくありません。
ヒーロー・ヒロインが仕事で悩まないためには
こんな風に、ヒーロー・ヒロインさんの仕事の悩みは尽きません。
それもこれも「できる人」であるがゆえの、苦しいお悩みです。
そんなヒーロー・ヒロインの人が仕事でお悩みを抱えないためには、完璧主義を手放し、仲間と横の関係を結ぶことです。
決して向上心を持ってがんばることが悪いわけではなく、完璧にこだわりすぎてしまうがあまり、自分自身を追い詰め、周りに敵を作ってしまう習慣を改めることが大切です。
そのまま完璧主義を握りしめてがんばり続けると、職場での居心地はどんどん悪くなっていくことでしょうし、いつか少しの挫折で立ち直れなくなってしまう恐れもはらんでいます。
自分の問題に気づいて、早めにケアを始めましょう。
元々仕事ができるヒーロー・ヒロインさんですから、完璧主義を手放したところで何にも問題はないはずです。むしろ仲間との関係が改善し協力して仕事に取り組めるようになることで、ますます実力を発揮できることになるでしょう。
そのためにはまず、インナーチャイルドが握りしめている「人より優れていることが自分の存在価値」という強固な固定観念を手放しましょう。
人よりできることもあればできないこともある等身大の自分にしっかりと存在価値を感じられるようになることで、完璧を目指さなくても大丈夫と実感することができるようになっていきます。
自他に厳しくまじめすぎるヒーロー・ヒロインさん。
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