お母さんが離婚しなかったのは、あなたのせいではありません ~罪悪感がしあわせを遠ざける~
ICCM Newsletter – by Yoko Mori
Letters on Inner Child Care Method®
この記事について
※この記事はメールマガジン「インナーチャイルドケア通信」で配信した内容を掲載したものです。
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お父さんに苦しめられているお母さんに、
「お母さん、お父さんと離婚すればいいじゃん」
って言ったことはありませんか?
(逆パターンもあり)
そして、
「あなたたちがいるんだし無理よ」とか、
「そんなこと言ったって、あなたたちを育てるのにお金がかかるもの」とか、
返されたことはありませんか?
たとえ、こういう直接のやりとりでなくても、
「きっとお母さんは、わたしたちがいるから離婚したくてもできずにがまんしているんだろうな」
と思っていた方は多いと思います。
お心当たりのある方は、
「もしかしたら、気づけていない『罪悪感』に支配されているかもしれない」
そんな視点を持っていただけたらと思います。
自分に「しあわせ禁止令」を出す人たち
子どもの頃、
「わたしがいるせいで、お母さんがつらい思いをがまんしている」
と思っていた人は、
無意識のうちに心の中に「罪悪感」を残していて、
おとなになってからも自分に「しあわせ禁止令」を出し続けることがあります。
たとえば、
- 恋愛がうまくいきそうになると逃げたくなる
- 自分を不幸にする相手ばかりをパートナーに選ぶ
- パートナーとうまくいっていても、欠点ばかり探してしまう
- 旅行やイベントなどを手放しで楽しめない
のように。
ご自身では、
「他の人があたりまえに楽しむようなことが、なぜ素直に楽しめないんだろう」
と不思議に思っていたりするのですが、
わたしとのセッションで、インナーチャイルドの声に耳を傾けていくと、
「お母さんを差し置いて、わたしだけしあわせになるわけにはいかないよ」
という健気な声が聴こえてきます。
インナーチャイルドは、
子どもの頃のお母さんの大変そうな顔を今でもちゃんと覚えていて、
「わたしがいるせいでお母さんはあんなに苦しんだんだから、
わたしだけのんきに幸せになってはいけないんだ」
と思っているのです。
頭では、
「わたしだってもっと人生を楽しんでいい」とか、
「この人と一緒にいればしあわせになれるかも」って思っているのに、
心がそれを壊そうとしてしまうんです。
そんなわけで、
いつも自分を大事にしてくれない人ばかりと恋愛したり、
イベントごとを手放しで楽しめなかったり、
旅行先でもお母さんの顔が浮かんで、お土産選びばかりしていたりします。
誰にアドバイスをもらおうと、
吸い寄せられるように、同じことを繰り返してしまうのです。
罪悪感を癒すと見えてくるもの
わたしの講座では、そんな方たちにメソッドを学んでいただき、
インナーチャイルドが握りしめている「罪悪感」を認め、癒していきます。
おもしろいことに、その過程で多くの人が、
「お母さんがお父さんと離婚しなかったのは、わたしのせいじゃなかったんだ」
と気づいていきます。
そうなんです。
お母さんがお父さんと離婚しなかったのは、あなたのせいではありません。
きっと、お母さんも気づけない無意識の理由で、
お母さんのインナーチャイルドが、そこにいることを選んでいたからなのです。
あなたが自分に 「しあわせ禁止令」 を出しているのと同じように、
お母さんもまた、自分でも気づいていない何かに縛られているにすぎないのです。
罪悪感を癒し、
お母さんがお父さんの傍を離れなかったのは、あなたのせいではないことに気づくと、
あなたを縛り付けている 「しあわせ禁止令」 は緩み、
自分をしあわせにする選択ができるようになっていきますよ。
人生一度きり。
罪悪感に引っ張られず、自分の人生を生きてくださいね。
今日のまとめ
・子どもの頃「自分がいるせいでお母さんがつらい思いをしている」と感じたことは、無意識の罪悪感を生み出す
・その罪悪感は「しあわせ禁止令」となり、恋愛や人生の楽しみを自分で壊してしまう
・お母さんが離婚しなかったのはあなたのせいではない。罪悪感を癒すことで、自分の人生を生きることができるようになる