生きづらさを手放して自分と仲良く生きていく

この人ならわかってくれそう!と思ったら危険です

    
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この人ならわかってくれそう!と思ったら危険です

ICCM Newsletter – by Yoko Mori
Letters on Inner Child Care Method®

この記事について

※この記事はメールマガジン「インナーチャイルドケア通信」で配信した内容を掲載したものです。
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「森さんならわかってくれるかもと思って」

そうおっしゃっていただけるのは、とてもありがたいことですが、

同時にちょっと身構える言葉でもあります。

なぜなら、インナーチャイルドケアの世界では、

「この人ならわかってくれるかも」って思った相手には、

たいてい「理想のお母さん役」を期待していると考えるからです。

相手(わたし)に「理想のお母さん役」を期待すると、
どのようなことが起きるのか。

・話を聞いてくれている間は、ものすごくいい気分。
やっとわかってくれる人に出会ったという気持ちになる。

↓

・こちらから、アドバイスをしたり、指摘をしたりすると、
とたんにわかってくれない敵に見えてしまい、
「やっぱりお前もか」と失望する。

こういう展開が予想できるからです。

これは、

子どもの頃にお母さんにわかってもらえなかった気持ちを、
相手を通じて再体験して、余計に傷を深めてしまう。

ということなのです。

それはとてももったいないことですよね。

ぶっちゃけ、過去のカウンセリングとかでも、
こういう思いをされた方は、多いんじゃないでしょうか?


とはいえ、
インナーチャイルドが傷ついている人にとって、

「わかってくれそうな人に期待をする」というのはごく自然なことで、

それ自体がいけないことというわけではないのです。無理もないことです。

でも、そうなるということは、

自分のお母さん役を自分自身で引き受けておらず、
周りの人に代わりを期待しているということなので、

すごく脆くて危ういんです。

だから、

「あ、今わたしはこの人にお母さん役を期待しちゃってるな」って気づいてほしいんです。

そして、「自分で自分を癒すんだ」というところに、
何度も立ち返ってほしいんです。

そうしなければ、

相手の言動に心が一喜一憂してしまい、

いつまでも顔色をうかがったり、評価を気にしたりしながら生きなくてはいけないからです。

それは、本当の意味での癒しではなく、「依存」なのです。


わたしが講座で目指しているのは、みなさんの「自立」です。

ご自分がインナーチャイルドの母となって、
自分で自分をケアできるようになってほしいと思っています。

だから、

わたしは、みなさんのお母さんには絶対になりません。なるわけにはいきません。

依存したい人にはがっかりさせてしまうこともあると思いますが、

本当の意味でのその人にとってのしあわせを一緒に目指したいから、

ここはどうしても譲れないところです。

はじめはしんどいように感じても、
癒しを進めればきっとわかります。

「わたししかわたしのお母さんになれないんだ」ということが。

インナーチャイルドは、あなたが振り向いてくれるのを、
ずっとずっと待っているんです。