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「怒りはコントロールできない」という思い込み ~究極のアンガーマネジメント~

  
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「怒りはコントロールできない」という思い込み ~究極のアンガーマネジメン...

ICCM Newsletter – by Yoko Mori
Letters on Inner Child Care Method®

この記事について

※この記事はメールマガジン「インナーチャイルドケア通信」で配信した内容を掲載したものです。
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怒りはコントロールできない?

「アンガーマネジメント」なんて言葉が流行っているくらい、怒りを自分でコントロールするのは、難しいことだと思われています。

たしかに、
「子どもについきつく叱ってしまう」
「部下につい言い過ぎてしまう」

こういうことって、ありますね。

怒ってるときは、頭にカーッと血がのぼって、
もうどうにも止められないような気がする。

でも、実際には――

怒りというのは、たいていの場合コントロール可能で、
わたしたちは、無意識ながら、とても器用に出し入れをしているんです。

怒りを器用にひっこめる人

怒りがコントロール可能であるというのには、根拠があります。

たとえば、

もし、子どもにガミガミ叱っている最中に、学校の先生から電話がかかってきたら、

怒り声のまま出るでしょうか?

もし、部下にきつい口調でお説教しているときに、懇意にしている取引先の人が訪ねてきたら、

鬼の形相のまま応対するでしょうか?

おそらく、声のトーンをサッと変えて、笑顔を作って、

「どーも、いつもお世話になってますぅー」ってやるんじゃないでしょうか?

つまり、

よほど理性を失くしている人でもない限り、
怒りをコントロールできないということはないんですよね。

怒りを弱者に向ける人

それから、もうひとつ、怒りがコントロール可能な根拠があります。

それは、怒りがたいてい強い立場の人から弱い立場の人に向かうことです。

  • 上司→部下
  • 先輩→後輩
  • 年上→年下
  • 親→子
  • 教師→生徒
  • 客→店員
  • 目立つ人→地味な人

だいたいこの構造です。

わたしたちは、目ざとく

「怒っても反撃してこなさそうな相手」

「怒っても自分が損しなさそうな相手」

を選んで、怒りを向けているんです。

こちらも、よほど理性を失くしている人でもない限り、

自分が返り討ちに合うような相手や、攻撃すると損するような相手には、
怒りを向けないようにしているはずです。

怒りはコントロールできるもの

もし、怒りが本当にコントロールできないものだとしたら、

一度火が付いたら、横やりが入ったくらいで簡単には抑えられないはずだし、

見境なく相手に怒りを向けて、そこら中が争いだらけになってしまいます。

そうでないということはつまり、わたしたちは、

コントロール可能な怒りを、相手を選んで出しているということです。

本来であれば、自分より強い立場の誰かに向かうはずだった怒りまで、
まとめて弱い立場の人にぶつけているんです。

弱者に怒るとき、

「片づけができていない」「仕事をまじめにやらない」なんて、
もっともらしい理由をあげてみせるけれど、

その正体はたいてい、

「自分より強い立場の人から受けたストレスのやつあたり」だということを自覚する必要があります。

特に、子どもは他に逃げ場がありませんから、
親のはけ口にされてしまうと、どうすることもできずに心に深い傷を負ってしまうかもしれません。

怒りの奥にある本当の感情

ここで大事なのは、

単に弱者にやつあたりしないように気を付けることではなく、

自分が今、本当はなににストレスを感じているかに気づくことです。

  • 苦手なママ友さんとの付き合いがしんどい。
  • ポンコツ上司にわかってもらえない。
  • 圧の強いお局さんとうまくやれない。

本来、怒りが向くはずの強い立場の相手に対して、
あなたが本当に抱いている気持ちって何でしょう?

悔しい?悲しい?怖い?

そういう気持ちを押し込めずに、ただただ受け入れてみる。

そうすると、怒りの炎は鎮まっていきます。

怒りは、
あなたが本当に大切にしなくてはいけない人を傷つけてしまうし、

あなた自身のことも傷つけてしまいます。

本当に大切なものを守るために、

まずは、自分の内側に意識を向けてケアしてください。

そして、「怒りはコントロールできる」ということも、忘れずにいてくださいね。

今日のまとめ

・怒りは、コントールが難しいと思われがちだが、実はわたしたちは器用に怒りを出し入れしている。

・怒りは、強者から弱者に向かうことが多い。わたしたちはコントロール可能な怒りを、相手を選んで出している。

・怒りをコントロールするためには、怒りの奥にある本当の感情に気づくことが大切。