陰も陽もあってあたりまえだという視点に立つ
なんのこととは言わないけれど、
人って、陰も陽も、黒も白もあるのがあたりまえなんだよな、とつくづく思う。
陽に光が当たれば当たるほど、陰は濃くなる。
白い部分が目立てば目立つほど、黒の闇が深くなる。
きっと、みんなこの世に生まれ落ちたときは、陰も陽もないグレーな存在なんだけど、周りの人の期待とか、常識とか、世間体とかで、陽な自分であろうとしてしまう。
陽の部分だけを見せ続けようとすれば、後ろに隠した陰が、特定の部分でだけ際立って濃くなってしまって、陽の部分からは想像もつかないほど、深い闇を抱えてしまうのかもしれない。
周りの人は勝手に、陽だけを信じてみたり、陰を覗いてみたりするけれど、「どっちもあってあたりまえ」という風でいれば、もっと楽に生きられるのかもしれない。
何がどうとか、誰がどうとかはわかんないけど、なんかそう思ったんです。
だからきっと、自分は陰も陽も抱えたグレーな人間であるということを、いつも心に留めておくことが大事なんだと思う。
そして、他人を見るときには、白だけを見て勝手に神格化したり、黒だけを見て一方的に袋叩きにしたりするのではなく、この人も自分と同じく陰も陽もあるグレーな存在なんだと思って見ることが大事なんだと思う。
叩けば埃がいっぱい出るわたしは、何もえらそうなことは言えない。
でも、場外乱闘で傷つけあっても誰もしあわせにはならないから、外に向いてるベクトルをどうか自分の心に向けてほしいなと思うのです。
世界中がしあわせになれ!