恥ずかしくない、でも打たれない生き方|インナーチャイルドケア通信
ICCM Newsletter — by Yoko Mori
Letters on Inner Child Care Method®
この記事について
※この記事はメールマガジン「インナーチャイルドケア通信」で配信した内容を掲載したものです。
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今日はちょっとニッチなお話を。
わたしのお客さまで、ときどきお目にかかるタイプの方なのですが、
「恥ずかしくない程度に優秀」であり、
「嫉妬されない程度に平凡」であろうとして、
そのほっそい一本橋をこわごわ渡っている感じの人がいます。
たとえば、
平均スコアが70点のタスクがあったとします。
アダルトチルドレンの方はたいてい、
必死に70点を取ろうとするか、
ぶっちぎりで100点を取ろうとするかのどっちかです。
(たまに点とかいらねーって人もいますがw)
だけど、このタイプの方の場合は、
70点以上は死守しないといけないけど、
かといって、85点以上をたたき出して、悪目立ちしてはいけない、
と思っていて、
ちょうどいい塩梅の80点前後を狙おうとします。
わたしから見れば、
本来のお力は、ゆうに90点超えを狙えそうに見えるんだけれど、
それは決して出そうとしない。
なんでか。
このタイプの方たちを観察するうちに、
共通点が見えてきました。
それは子どもの頃に、
「よそのお家に恥ずかしくないようなできる子でいてね」
「でも、決してわたしよりも優秀にならないでね」
というような、
ダブルスタンダードなメッセージを親から感じ取っていたこと。
(直接言われていなくても!)
お母さん(お父さん)に恥をかかせない程度にちゃんとできて、
(↑最低でも70点)
でもだからといって、お母さん(お父さん)を上回ってはいけない。
(↑100点はご法度)
そういう二つの基準の板挟みになりながらも、
どうにかちょうどいい塩梅を探って、
ほっそい一本橋を必死に渡って生きてきて、
今もそのやり方で80点前後に留まり続ける。
それが、
恥ずかしくない、でも打たれないように生きてる人たち。
80点の生き方が、子どもの頃に身に着けた生存戦略というわけです。
でも。
そんなあなたのインナーチャイルドは、きっと苦しんでいます。
常に周りの人の様子を警戒して、
ちょうどいい塩梅に調整しなくちゃいけないのは、
息苦しくて疲れちゃうし、
なんてったって、
本来の自分の個性や才能をまるで発揮できずに、
人に合わせて抑え込まなきゃいけないのは、
すっごく悲しい。すっごくもったいない。
本当は、
苦手なことは、10点だって20点だっていいし、
得意なことは、90点だって100点だっていい。
あなたがあなたらしく生きるために、
インナーチャイルドと向き合って、
子どもの頃に身に着けた生存戦略を手放していくんです。
このお話にお心当たりがある、ニッチ層のあなた。
さあ、インナーチャイルドケアをはじめましょう。
